関西に4店舗だけの“高級ドトール”…普通のドトールと、何が違う?コーヒーは約2倍の600円

3時間前

「ドトール珈琲店 イオンモール伊丹店」外観(6月10日撮影/Lmaga.jp)

(写真6枚)

コーヒー1杯・300円〜という庶民的な価格で、全国1000店舗以上を展開する「ドトールコーヒーショップ」。そのなかに、関西にはわずか4店舗、全国でも27店舗しかない“高級ドトール”があるという・・・。

■ 通常「ドトール」の2倍!?大きな違いは…

「ドトール珈琲店 イオンモール伊丹店」の店内(7月28日撮影/Lmaga.jp)
「ドトール珈琲店 イオンモール伊丹店」の店内(7月28日撮影/Lmaga.jp)

“高級ドトール”こと「ドトール珈琲農園/珈琲店」があるのは、関西では兵庫県の「イオンモール伊丹店」「明石魚住店」「コロワ甲子園店」、京都府の「ニトリ伏見向島店」の4店舗。コーヒーは1杯・600円前後、ホットドッグは630円と、通常の「ドトールコーヒー」の2倍ほどの価格設定となっている。

ほかにも、どのような違いがあるのだろうか? 実際に「イオンモール伊丹店」を訪ねてわかった、3つの違いを紹介していく。

「ドトール珈琲店 イオンモール伊丹店」の壁面に飾られたアート(7月28日撮影/Lmaga.jp)
「ドトール珈琲店 イオンモール伊丹店」の壁面に飾られたアート(7月28日撮影/Lmaga.jp)

1つ目は、高級感のあるインテリアだ。店内には、ベロア生地のゆったりとしたソファ席が並び、落ち着いたウッド調の壁にはアートが飾られている。

その雰囲気も相まって、店内にはゆったりとした時間が流れ、取材した平日の午前中には、近隣のマダムたちがおしゃべりを楽しむ姿が見られた。スタッフによると、平日はシニア層やビジネスマン、休日は近隣のマンションに住む家族連れの来店が多いのだそう。

■ コーヒーが全然違う「注文が入ってから…」

2つ目は、セルフ式ではなく、店員が配膳までおこなう“フルサービス”であることだ。コーヒー1杯をとっても「注文が入ってから一杯ずつハンドドリップして淹れています」と店長が話すほどこだわっている。

コーヒーは「ドトールブレンド」(550円)から、季節限定「ハワイコナカプチーノ」(900円)まで、だいたい600円〜700円前後でラインナップ。通常店舗では300円〜提供しているため、250円以上高い計算になる。

しかし、実際に飲んでみると、厳選された珈琲豆ゆえか、雑味や嫌な苦みがなく、飲みやすいコク深さが感じられた。

■ モーニングは6種類!フードが“ファミレス並み”

「ドトール珈琲店 イオンモール伊丹店」の平日限定モーニング「フレンチトーストプレート」(800円)。サラダ、はちみつヨーグルト、ドリンク付き(7月28日撮影/Lmaga.jp)
「ドトール珈琲店 イオンモール伊丹店」の平日限定モーニング「フレンチトーストプレート」(800円)。サラダ、はちみつヨーグルト、ドリンク付き(7月28日撮影/Lmaga.jp)

3つ目は、充実したフードメニューだ。パスタ、カレー、オムライス、・・・と通常店舗よりも種類が多い。特に「モーニング」は、通常店舗では3〜4種類のところ、「ドトール珈琲店」では常時6種類。

「厚切りトースト&はちみつヨーグルト」(580円〜630円)や、パンの種類が通常店舗と違う「「ドトールドッグ」(730円〜780円)、サラダ、ヨーグルトとともに、朝からしっかり食べられると人気の「フレンチトーストプレート」(800円〜850円)などが並び、すべてにコーヒーまたは紅茶が付いている。土日祝日限定で一部メニューにチキンやフルーツが加わり、ボリュームアップする。

「ドトール珈琲店 イオンモール伊丹店」平日モーニングメニュー(6月10日撮影/Lmaga.jp)
「ドトール珈琲店 イオンモール伊丹店」平日モーニングメニュー(6月10日撮影/Lmaga.jp)

また、ランチにもぴったりなメニューも充実。特に不動の人気を誇るのは「クラブハウスサンド」。スモークチキン、ベーコン、たまごをたっぷりの野菜とともに挟んだ、ボリューム満点のトーストサンドで、担当者は「専門店クオリティの職人仕立てのサンドイッチです」と自信をのぞかせる。

さらに、店長は「パスタがおすすめです。生麺を使ったパスタは、もちもちしていてとてもおいしいと人気がありますよ。フード類も、ほぼすべてのメニューを店内で手作りしています」と話す。

「たっぷりエビとアボカドのジェノベーゼクリーム」(1120円)、「温泉卵とモッツァレラのカルボミート」(1120円)など6種類があり、コーヒーチェーン店の域を超えた、ファミリーレストラン並みの充実度となっている。

■ 結局「ドトール珈琲店」って何者なの?

2017年10月オープン「ドトール珈琲店 世田谷多摩堤通り店」外観
2017年10月オープン「ドトール珈琲店 世田谷多摩堤通り店」外観

通常の「ドトールコーヒーショップ」との違いはわかったが、そもそも「ドトール珈琲店」とは何なのだろうか? 「日本レストランシステム」担当者に話を伺った。

「ドトール珈琲店」は、1号店「世田谷多摩堤通り店」を2017年10月にオープン。従来の「駅前でサッと利⽤するセルフ式のドトール」とは一線を画した“新業態”として生まれた。

「『⽇常の贅沢を愉しむためのフルサービス型カフェ』をコンセプトとしています。郊外や商業施設を中⼼に、ファミリー層やシニア層、また“カフェの空間そのもの”を⽬的として来店されるお客様に対し、日常の贅沢を楽しむ、滞在型の価値提供を目指しています」と語る。

また、今後の出店予定について尋ねると「日本全国、立地に応じて、適したブランドを選定して出店してまいります。関西においても同様です」とのことだった。関西では、新店「コロワ甲子園店」(兵庫県西宮市)が7月24日にオープンしたばかり。今後も“高級ドトール”を見かけることが増えるかもしれない。

「ドトール珈琲農園/珈琲店」は、関西に次の4店舗ある。兵庫県の「イオンモール伊丹店」「明石魚住店」「コロワ甲子園店」、京都府の「ニトリ伏見向島店」。詳細は公式サイトにて。

取材・文・写真/野村真帆

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