『天神祭』大阪天満宮近くのスーパー、なぜ「かいわれ」が山積み? 実は昔ながらの食文化

3時間前

「ライフ東天満店」の天神祭コーナー。7月25日の18時に撮影したため、残り少なくなっていた

(写真3枚)

日本三大祭りのひとつに数えられ、1000年以上の歴史を持つ大阪の祭事『天神祭』が7月24日・25日に開催されるなか、「大阪天満宮」近くのスーパー「ライフ」では、ラムネ瓶やきゅうりの一本漬けなど祭り気分を盛り上げる商品が並ぶ特設コーナーを展開している。

そんななか、ひときわ目を引いたのが「かいわれ」と「きくらげ天」。一見、祭りとは結びつかない組み合わせだが、実は『天神祭』にまつわる昔ながらの食文化が関係しているという。

■白天とかいわれ大根のお吸い物を食べる風習

大阪の夏を代表する祭り『天神祭』。天神橋筋商店街では、この時期になるとハモの湯引きやハモのすり身にきくらげを混ぜ込んだ練りもの「白天(しろてん)」などが店頭に並ぶ。

大阪天満宮近くのスーパー「ライフ東天満店」
大阪天満宮近くのスーパー「ライフ東天満店」

古くから、白天とかいわれ大根のお吸い物(おすまし)を食べる風習があったと伝えられており、この時期には白天やかいわれを求める人も少なくないという。

「ライフ東天満店」でも、祭り特設コーナーにラムネやきゅうり一本漬けと並んで、かいわれやきくらげ天をピックアップ。

きくらげ天、かいわれのほか、おぼろ豆腐も並ぶ(7月25日撮影)
きくらげ天、かいわれのほか、おぼろ豆腐も並ぶ(7月25日撮影)

2024年11月にオープンした同店。天神祭に合わせたコーナーは今年初めて展開したそうで、店長の寺田さんによると、「この時期はかいわれの売り上げが通常時の5倍となる」という。

普段は見過ごしてしまいそうな商品も、地域に根付く祭りの食文化を知ると、売り場の見え方が少し変わってくるかもしれない。

25日の本宮では、19時30分ごろから大川(旧淀川)周辺で奉納花火が打ち上げられ、約3000発が大阪の夏の夜空を彩った。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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