カワイイけど見たら危険! 大阪の名物看板「大ぴちょんくん」に異変、青→真っ黒に…

2時間前

「黒色」に変化する大ぴちょんくん(写真提供:ダイキン工業)

(写真5枚)

年々暑さが厳しさを増し、35℃を超える日も珍しくない昨今。そんな厳しい暑さが、大阪のランドマーク「大ぴちょんくん」にも意外な形で影響を及ぼしているようで…!?

これまで9つのカラーで空気の状態を伝えてきた大ぴちょんくんだが、近年の暑さを受け8月1日より、同看板が誕生してから10年で初となる新デザインが追加されることとなった。

■ 40℃で「真っ黒」に、初の新デザイン

大阪の空調メーカー「ダイキン」(本社・大阪市北区)が大阪の梅田・新大阪の2カ所に設置する大看板「大ぴちょんくん」。梅田は2016年、新大阪は2018年に設置されて以来、キュートなぴちょんくんのアニメーションを通じ、その日の温度や湿度、季節やイベントを伝えてきた。

梅田の「大ぴちょんくん」看板。新御堂筋側の東面

なかでも「あつあつピンク」や「るんるんブルー」など9色で空気の状態を表す「空気色ぴちょんくん」は、温度や湿度に基づいて大阪の「空気感」を伝えるというものだ。大看板が誕生して以来10年にわたって9色で展開してきたのだが、高温や高湿度の状態を表す「からからオレンジ」「じりじりレッド」「あつあつピンク」に新デザインが追加される。

汗かきや涙目など表情豊かなぴちょんくん。からからオレンジ、ひたひたパープルなど全9色
汗かきや涙目など表情豊かなぴちょんくん。からからオレンジ、ひたひたパープルなど全9色

担当者によると、新デザインの導入は最高気温が40℃以上の日を「酷暑日」と制定した気象庁の発表から着想を得ているとか。大阪市では40℃以上はまだ観測されていないものの、2024年、2025年と35度以上を指す「猛暑日」の年間日数が過去最多を更新している。

そんな背景を受け、熱中症リスクが高まる状態を伝えつつ、暑さへの注意を呼びかけるべく新デザインが誕生。大ぴちょんくんといえば大きな瞳が特徴だが、40℃以上の状態で「からからオレンジ」「あつあつピンク」となった場合は、苦しげな表情の大ぴちょんくんが表示される。

熱中症や高温への注意を呼びかける
熱中症や高温への注意を呼びかける

そして最も高温で湿度も高い「じりじりレッド」で40℃以上となった場合は、よりグロッキーな表情の大ぴちょんくんが表示されたあと、カラーも“真っ黒”に変わり「40℃到達」「熱中症注意」という注意喚起が表示される。また「じりじりレッド」に関しては、30度以上に到達した段階で同様の表記に切り替わり、早めに熱中症対策をおこなうよう強く訴えかけていく仕様となっている。

2026年8月1日より追加された新デザイン。7月23日に新大阪駅近くに設置されている「大ぴちょんくん」で試験点灯された(写真提供:ダイキン工業)
2026年8月1日より追加された新デザイン。7月23日に新大阪駅近くに設置されている「大ぴちょんくん」で試験点灯された(写真提供:ダイキン工業)

新デザインが表示されるのは8月1日以降とのこと。大ぴちょんくんの新たな表情は気になるものの、できれば40℃以上の酷暑日になるのは勘弁願いたいものだ。

取材・文/つちだ四郎

  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本