1000年以上続く「天神祭」が開幕、神童が堂島川へ神鉾流す…早朝から見物客ずらり

2時間前

オフィス街近くにある鉾流橋だが、この日は厳かな雰囲気に(7月24日・鉾流橋付近)

(写真4枚)

日本三大祭りのひとつに数えられ、1000年以上の歴史を持つ大阪の祭事『天神祭』。その開幕を告げる「鉾流(ほこながし)神事」 が、7月24日に大阪・堂島の「鉾流橋」(大阪市北区)にておこなわれた。

■ 西天満小学校6年生の神童が神鉾を流す

毎年、天神祭が始まる日の早朝に執りおこなわれる鉾流神事は、事前に選ばれた「神童」が堂島川で鉾(ほこ)を流し、祭の無事と安全を祈願するというもの。

2026年の神童を務めた樽野春陽さん(7月24日・鉾流橋付近)
2026年の神童を務めた樽野春陽さん(7月24日・鉾流橋付近)

神童は毎年同地区の西天満小学校の生徒から選定され、今年神童を務めたのは6年生の樽野春陽さん。鉾流橋付近でとりおこなわれた約1時間にわたる夏祓の神事にも立ち会った。その後厳かな雰囲気をたたえながら神職と斎船に乗り込んだ神童は、見物客に見守られるなか粛々と神鉾を流し、務めを果たしていた。

7月24日に堂島川でおこなわれた「鉾流神事」(7月24日・鉾流橋付近)
7月24日に堂島川でおこなわれた「鉾流神事」(7月24日・鉾流橋付近)

朝とはいえすでにじんわり汗が滲む暑さのなか、鉾流橋には多くの見物客が集まり、対岸まで列が続くほどだった。

■「神様の行事なんだと改めて実感しました」

見物に来ていた東京在住の3人家族は、息子が川を研究をしていることがきっかけで鉾流神事を見に来たという。なかでも女性は以前大阪に住んでいたものの神事を見たのは今回が初めてとのことで、「天神祭って花火が上がって屋台が出て…という印象しかなかったけど、やっぱり神様の行事なんだなっていうのがここで見て分かりました」と感動した様子を見せていた。

鉾流橋には見物客がずらり(7月24日・鉾流橋付近)
鉾流橋には見物客がずらり(7月24日・鉾流橋付近)

天神祭は24日・25日の2日間にわたって催され、24日の宵宮は天神講獅子 獅子舞、鳳神輿、玉神輿氏地巡行など、25日の本宮は、本宮祭、神霊移御、陸渡御、船渡御、奉納花火といった神事がとりおこなわれる。

取材・文・写真/つちだ四郎

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