発売55年目で初の“熱湯禁止”…冷しカップヌードル、公式に聞いたおいしい作り方を実践してみた

5時間前

おいしいのか!?冷水で作る「冷しカップヌードル 鶏塩レモン味」「ピリ辛キムチ味」

(写真8枚)

「日清食品」(大阪本社:大阪市淀川区)が展開する「カップヌードル」は、今年で発売55周年を迎える。その「カップヌードル」から、史上初となる“冷水専用”の2種が登場。7月20日に全国で発売された。

「冷しカップヌードル」の情報が発表されるやいなや、「熱湯禁止」のインパクトからXでトレンド入り。「冷しカップヌードル ピリ辛キムチ味」と「冷しカップヌードル 鶏塩レモン味」の味に対しても、「めっちゃ気になる」「夏にぴったりじゃん」「食べてみたい!!」といった声が相次ぐなど、大きな話題となった。

■ 開発に5年…「冷水で戻る麺」の開発が最大の壁だった

暑さが年々厳しくなるなか、“冷たいカップヌードル”という新たな選択肢を生み出すまでにかかった期間は約5年。担当者に話を聞くと、一番の壁は「冷水で戻る麺」の開発だったという。

「『冷水で戻る麺』に適した資材の調達や生産体制の構築にも苦労しましたが、一番難しかったのは麺の開発です。特許を取得した『コールドリハイド製法』を採用することで、冷水調理でも短時間で均一に麺を戻せるようになりました」と話す。

蓋には「熱湯禁止」とデカデカと表記されている
蓋には“熱湯禁止”とデカデカと表記されている

また、パッケージで目を引く“熱湯禁止”という文字にも理由が。

担当者によると、「誤って熱湯で調理しないよう注意を促すため」に加え、「これまでの『カップヌードル』とは大きく異なる商品であることをアピールし、お客さまに驚きを感じてもらう狙いもあります」という。

「冷水調理専用の商品として設計しているので、お湯を注ぐとカップが熱くなり、やけどのおそれがあります。絶対にお湯では調理しないでください」とのことで、たしかにカップの素材が、通常の「カップヌードル」と異なるようだ。

冷水専用のカップの素材と形状になっている
冷水調理専用のカップの素材になっている

さらに、おいしく食べるにはちょっとしたコツも。おすすめは、冷蔵庫で5〜10度に冷やした水を使うこと。逆に、氷水のように冷たすぎると麺が戻りにくくなる可能性があるため、氷を入れるのはNGだという。また、5分経った後は冷蔵庫でさらに冷やしたりせず、すぐに食べるのがおすすめとのこと。

「本当に大丈夫か?」と思いながら、冷蔵庫で冷やした水を注ぎます
「本当に大丈夫か?」と思いながら、冷蔵庫で冷やした水を注ぎます

では実際に、公式の調理方法で作り、「冷しカップヌードル」なるものがどんな味なのか試してみた。冷蔵庫で冷やした水を入れて待つ間、湯気が出ているわけではないのに、レモンの爽やかな香り、食欲をそそるキムチの匂いが漂ってくる。

5分経った時点の「冷しカップヌードル 鶏塩レモン味」。具材は蒸し鶏、たまご、ネギ、赤ピーマン
5分経った時点の「冷しカップヌードル 鶏塩レモン味」
5分経った時点の「冷しカップヌードル ピリ辛キムチ味」。具材は"謎肉" (豚ミンチ加工品)、キムチ、たまご、ネギ、ごま
5分経った時点の「冷しカップヌードル ピリ辛キムチ味」

「本当に麺が戻っているのか?」と疑いつつも、5分経ち、いざフォーク(“冷しカプヌ”に限らず、日清食品は「カップヌードルをフォークで食べる」ことを推奨している)を差し込むと、塊だった麺はつるっとほどけていき、通常の「カップヌードル」と同じような見た目に仕上がった。もちろん、“謎肉”やたまごなどお馴染みの具材もしっかり戻っていた。

「冷しカップヌードル 鶏塩レモン味」できあがり。具材は蒸し鶏、たまご、ネギ、赤ピーマン
「冷しカップヌードル 鶏塩レモン味」できあがり。具材は蒸し鶏、たまご、ネギ、赤ピーマン

「ピリ辛キムチ味」「鶏塩レモン味」ともに、出汁のうまみが効いており、ゴクゴク飲んでしまうくらいスープがおいしく、夏バテで食欲がないときや暑いけどラーメンを食べたいときにぴったり。

やはり冷やした水でガッと作って、ガッとすするのが良い。“夏のカップヌードル”の新定番になりそうな一杯だった。

「冷しカップヌードル ピリ辛キムチ味」できあがり。具材は"謎肉" (豚ミンチ加工品)、キムチ、たまご、ネギ、ごま
「冷しカップヌードル ピリ辛キムチ味」できあがり。具材は”謎肉” (豚ミンチ加工品)、キムチ、たまご、ネギ、ごま

「冷しカップヌードル ピリ辛キムチ味」と「同 鶏塩レモン味」は7月20日から全国で発売される。希望小売価格は285円(税別)。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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