天王寺の百貨店「万博グルメ」に異例の行列……入場だけで2時間、28店舗中でレアなのは?

8時間前

エスカレーターの利用が制限され、9階「催会場」に入場できない様子(4月9日撮影/Lmaga.jp編集部)

(写真20枚)

百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で、『大阪・関西万博』のグルメを集めた催事を4月13日まで開催中。しかし、簡単には入場できない“異例”の大盛況となっている。

■ 初日は約1000人行列…最後尾は隣のビルまで

9階「催会場」へ入場制限されたエレベーター(4月9日撮影/Lmaga.jp編集部)
9階「催会場」へ入場制限されたエレベーター(4月9日撮影/Lmaga.jp編集部)

9階「催会場」には、すべてのエレベーターやエスカレーターから行けないよう入場制限。「催会場」に入るため、まずは2階の「ウエルカムガレリア」から始まる行列に並ばなければならない。

その行列もSNSでは「2時間待ち」とも言われ、さらに、初日は17時頃、2日目は18時40頃に入場が打ち切られるほどの混雑だった。

「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)開店前の行列は、隣のホテル「都シティ 大阪天王寺」の方まで続いた(4月8日・9時30分頃撮影/Lmaga.jp)
「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)開店前の行列は、隣のホテル「都シティ 大阪天王寺」の方まで続いた(4月8日・9時30分頃撮影/Lmaga.jp)

初日の4月8日には、開店前から約1000人が行列。行列の最後尾は、百貨店隣のホテル「都シティ 大阪天王寺」まで及んだ。『大阪・関西万博』を彷彿とさせる、入りたくても入れない状況から、SNSでは「万博過ぎて入れなかった」と投稿されていた。

■ 今しか食べられない“レア”万博グルメ3選

『EXPO2025 オフィシャルポップアップストア あべのハルカス店〜大阪・関西万博 開幕1周年記念グルメパレード〜』会場の様子(4月8日撮影/Lmaga.jp)
『EXPO2025 オフィシャルポップアップストア あべのハルカス店〜大阪・関西万博 開幕1周年記念グルメパレード〜』会場の様子(4月8日撮影/Lmaga.jp)

そんな大行列を勝ち抜いて「催会場」に入ったからには、レア度が高いグルメを食べたい・・・!催事担当者・秋山さんに、おすすめメニューを伺った。

万博を15回以上訪れたという秋山さんには、後悔があった。「万博でカヌレパフェに並んだけど買えず、心残りがありました。でも、このように思っている人、ほかにもいっぱいいらっしゃるだろうなと思いました。もう一回食べてみたいというお客さまの思いを実現できるよう、今回の催事を企画しました」と話す。

「イギリス館」で販売されていた〈イギリス館グルメ〉フィッシュ&チップス(1900円)(4月7日撮影/Lmaga.jp)
「イギリス館」で販売されていた〈イギリス館グルメ〉フィッシュ&チップス(1900円)(4月7日撮影/Lmaga.jp)

特に、今しか食べられないのは、英国館の「フィッシュ&チップス」(1900円)と、アメリカ館の「スパークバーガー」(1800円)だ。

「実店舗をお持ちじゃないブランドとの交渉が大変で、アメリカ館、イギリス館と同じ味は今、日本のどこにも出店していらっしゃらない。そこで、シェフが今回のために、わざわざ来日してくださっています」。

「アメリカ館」で販売されていた〈アメリカ館グルメ〉スパークバーガー(1800円)(4月7日撮影/Lmaga.jp)
「アメリカ館」で販売されていた〈アメリカ館グルメ〉スパークバーガー(1800円)(4月7日撮影/Lmaga.jp)


また出店する28店舗に依頼する際に、秋山さんはSNSの投稿から人気グルメをリストアップ。なかでも、投稿が多かったのは「とんかつ乃ぐち」だそう。

「とんかつ乃ぐちさんは、2024年末に大阪・中津のお店を閉店され、万博閉幕後は路面店が無いんです。交渉する手立てが無いなかで、お弟子さんの清水研羊さんにお声がけして、今回の出店が決まりました」。

「とんかつ乃ぐち」でテイクアウトできる「乃ぐち特製カツサンド」(2300円)。初日は開店直後に約50人の行列ができた
「とんかつ乃ぐち」でテイクアウトできる「乃ぐち特製カツサンド」(2300円)。初日は開店直後に約50人の行列ができた

来場者に向けて「できる限り万博を再現したいと思って作ったので、足を運んでいただいて、万博を思い出すきっかけにできたら嬉しいです」と語った。

■ 週末、訪れる人へ…2つの注意事項

「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)初日には、約1000人の行列ができた(4月8日・9時30分頃撮影/Lmaga.jp)
「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)初日には、約1000人の行列ができた(4月8日・9時30分頃撮影/Lmaga.jp)

混雑が予想される週末、どのように対策したらいいだろうか?  1つ目は、まずは2階へ向かうこと。「天王寺ミオ」側の外側通路に行列があるので、そこから最後尾に並ぶ必要がある。

2つ目は、暑さ&寒さに備えること。初日からの3日間は、防寒具が必要な冷え込みとなった。夕方は行列が短くなる傾向にあったが、途中で打ち切られる可能性があるので注意が必要だ。

「TECH WORLD」で販売されていた〈神農生活〉(写真左から)ルーロー飯(800円)、四季春タピオカミルクティー(864円)(4月7日撮影/Lmaga.jp)
「TECH WORLD」で販売されていた〈神農生活〉(写真左から)ルーロー飯(800円)、四季春タピオカミルクティー(864円)(4月7日撮影/Lmaga.jp)

また、催事終了後も大阪で食べられる「万博グルメ」もあるので、心に余裕を持って臨みたい。10階「神農生活」のレストラン「食習」では、TECH WORLDの「ルーロー飯」などが食べられる。

ほかにも、マルタ館のサンドイッチ「フティーラ」は、大阪・天満のパン店「オレンジフィールズブレッドファクトリー」で、マレーシア館のカレー「ロティーチャナイ」は、大阪・梅田の「A-dining」で、オーストラリア館の「ラミントン」は、大阪・中崎町のカフェ「PATHFINDER XNOBU」で提供されている。

百貨店の広報担当者は「週末はさらなる混雑が予想されます。お客様の安全を最優先に、状況に応じた誘導を行ってまいります」と、コメントを語った。

『EXPO2025 オフィシャルポップアップストア あべのハルカス店〜大阪・関西万博 開幕1周年記念グルメパレード〜』は、4月8日〜13日まで、ウイング館9階・催会場で開催。時間は10時〜20時(最終日は17時閉場)。イートイン・バーの営業は、10時30〜19時30分(オーダーストップ、最終日は16時30分まで)。キャラクターの来場時間など、詳細は公式サイトにて。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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