“病んでるときに見るべき”と話題、OWVの全力スタイルが刺さる理由「とにかく全部振る」

(左から)OWVの佐野文哉、本田康祐
「病んでるときに見るべきアイドル」というXの投稿から火が付き、「見てるだけで元気になれる」「おもしろすぎる」と話題となっている、ボーイズグループ・OWV(オウブ)。2019年におこなわれたオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に出演した元練習生4人によって結成され、今年で結成6周年を迎える。
パフォーマンスはもちろん、バラエティ力の高さが度々話題となり、過去の動画も拡散され続けている。そんな反響をどう受け止めているのか。4月8日発売の新曲『ROCKET MODE』や2026年の全国ツアーへの思いとともに、本田康祐、佐野文哉の2人に話を聞いた。

■ “病んでるときに見るべき”と反響…「間違ってなかったんだなと」
SNSでの広がりについて問われると、本田は「盛り上がっているのは見ています」と2人。
「僕ら的には反響が届いているのはすごくありがたいなと思っています。自分たちは“おもしろい”と思ったことを、ただちょけてやってきただけなので。それが『病んでるときに元気になる』って言ってもらえたのは……そういう人がいるんだ、ってびっくりしたけど、うれしかったです」(佐野)
仲間内の延長のように続けてきた表現が、誰かの支えになっている。その事実に手応えを感じているという。
「勝手にやってきたことが誰かを元気にできているなら、やってよかったなって。間違ってなかったんだなって思いました」(佐野)
今回のバズでは、過去の動画が再び注目されている点も特徴的だ。本田が他アーティストのダンスを(タダでは終わらせない切り口で)披露した動画など、当時は何気なく投稿したものが今になって拡散されている。
「めっちゃノリでやっただけなんですけど(笑)。でも、いずれ広がったらいいなと思って、種まきみたいな感覚はありました」(本田)

一方で、現在は“おもしろさ”から入る認知が先行している状況でもある。
「XやTikTokで“おもしろい”から知ってもらう機会が多いので、そこから曲も知ってもらえたら。今回の『ROCKET MODE』のMVなどもかっこいいので、そういう面も見てもらえたらうれしいです」(本田)
バズを一過性で終わらせるのではなく、アーティストとしての活動へと接続していく。その意識は明確だ。
■ ライブで見せるギャップこそが、OWVの武器
SNSの印象からライブに興味を持つ人も増えているが、2人はそこに“ギャップ”も感じているという。
「ライブは“おもしろい”より“楽しませる”を大事にしているので、そこをどう受け取ってもらえるかは難しいところでもあります」(本田)

ただ、その振れ幅こそがOWVの強みでもある。
「MCをもっと見たいっていう人もいれば、パフォーマンスを楽しみにしている人もいる。どっちの入り口もあっていいと思うし、そのギャップを活かしていきたいですね」(佐野)
ファンとの一体感もライブの魅力のひとつだ。
「ライブはもちろん、ほかのフェスとかでもQWV(ファンネーム)のみなさんがすごく反応してくれるので、こっちもサプライズを考えたり、新曲の発表の場を工夫したりしています」(本田)
■ 銀河系ダンスチューン「ROCKET MODE」に込めた勢い
4月8日にリリースされる12th single『ROCKET MODE』は、ライブでもすでに披露されており、大きな盛り上がりを見せたという。
「ツアーの千秋楽でサプライズ披露したんですけど、すごく盛り上がりました」(本田)
楽曲はライブ映えするアップテンポなナンバーで、振り付けにも特徴があるという。
「めっちゃ簡単な振り付けなので」(佐野)
「どこがやねん! いや、全部の音拾ってるんだよ(笑)」(本田)
「でも真似してくれている人もいて、うれしいですね。僕らも昔はカバーしてた側だったので」(佐野)
また収録曲には、メンバーの中川勝就が出演した映画『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』の挿入曲『START DASH』や、しっかりと歌を聴かせるバラード『Pastel Dream』も含まれており、グループとしての幅の広さも感じさせる作品になっている。

■ “全部振りきる”スタイル 4人で作るOWVの現在地
OWVの魅力を語るうえで欠かせないのが、4人の関係性と、全力の姿勢だ。
「“これやれるか?”って思っても、やっちゃうんですよね。それが僕らの良いところでもあるんですけど」(本田)
「三振8、ホームラン2くらいですけど(笑)。でも全部振ります!」(佐野)
全てを全力でやる。その根底には、結成以前からの関係性がある。
「やっぱり4人しかいないから。誰かがやってるからって思わないところがいいのと、全員『なにくそ』っていう精神があるので。それに、もともと仲が良かったからこそ、今のこの結束につながっていると思います」(本田)

さらに、互いに刺激し合う環境もパフォーマンスを押し上げている。なかでも佐野は『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ)の企画「400mサバイバルレンチャン」で2連覇、『有吉ゼミ』(日本テレビ)の大食い企画でも2度完食し、お茶の間を驚愕させたのはもちろん、メンバーにも刺激を与えている。
「文哉のメンタルの強さは本当にすごい。ライブ中も、文哉がここまでやるなら、僕らもやろうってなるんです。だから、どんどんエグい運動量に追い込んでいくっていうのが最近のOWVです」(本田)
「最近3人のほうが、僕より高くジャンプしてることがあるんですよ(笑)」(佐野)
結果として、ライブは年々、“部活”のような熱量になっているという。
「命燃やせるライブを公演ごとに更新できているところは、まじでOWVのライブが“部活”みたいで楽しいなって思ってる。この歳で青春っていうか・・・幸せなんですよね」(本田)
「めちゃくちゃしんどいんですけど(笑)、それが楽しい。達成感がすごいんですよね」(佐野)
■ ツアーでは「相撲取ってるかも」!?何が起こるかわからないワクワク感
2026年は、単独としては2年ぶりとなる全国ツアー『OWV LIVE TOUR 2026-SQUAD-』の開催が決定。7月4日の神奈川公演を皮切りに、愛知、福岡、宮城、大阪の各都市を回り、最後は東京「両国国技館」で千秋楽公演をおこなう。
ツアーについては、現時点でも詳細は多く語られていないが、“ただでは終わらない”という期待感はすでに高まっている。
「まだ、ライブをやるとは言ってない。両国で僕らがひたすら相撲を取るだけかもしれない。バーン!って幕が開いたら、4人がふんどし姿かもしれません。来てからのお楽しみです!」(佐野)
「両国すぎるって〜(苦笑)。ハードル上げすぎなんだよ。後戻りできないよ、もうそんなん記事に書かれたら(笑)。まあ、お客さんには座布団とか投げてもらいたいなって・・・」(本田)
冗談を交えながらも、エンターテインメントとしての“体験”を重視している姿勢がうかがえた。

■「ROCKET MODEで走り切る」6周年
5周年イヤーを経て、グループとしての勢いはさらに加速している。
「いい形で次につなげられた年でしたし、SNSでも見てもらえる機会が増えたと思います」(本田)
「グループとして前に進むための、いいきっかけになった年でした」(佐野)

その流れの中でリリースされる『ROCKET MODE』。タイトル通り、加速するフェーズに入った今のOWVを象徴する一曲だ。
「この勢いを“ROCKET MODE”で作って、走り切りたい。“START DASH”を決めて、その先で一緒に“Pastelな夢”を見ようぜって感じです」(本田)
「誰かに寄り添う存在」として広がりを見せる一方で、アーティストとしても進化を続けるOWV。その両輪が、今確かな推進力となっている。
取材・文/Lmaga.jp編集部 写真/Ayami
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