売れすぎて予約停止も…1万円超の「最高級アフタヌーンティー」が、大阪で人気の理由

8時間前

ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)で4月上旬まで開催中のアフタヌーンティー「エレガンス・イン・ストロベリーブルーム」(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

(写真15枚)

アフタヌーンティーに1万2000円・・・。庶民には手の届かない「貴族の食べ物」と思いきや、多い日には1日150個売れ、連日予約で満席だという「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)。なぜ、それほど人気なのだろうか?


■ ニューヨーク創業、日本初上陸の高級ホテル

ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)に飾られていた、「ティファニー」とコラボレーションしたクリスマスツリー(現在は終了)(11月20日/Lmaga.jp撮影)
ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)に飾られていた、「ティファニー」とコラボレーションしたクリスマスツリー(現在は終了)(11月20日/Lmaga.jp撮影)

同ホテルは2025年4月、うめきたエリアの「グラングリーン大阪 南館」に開業した、大手ホテルグループ「ヒルトン」系列の最上級ラグジュアリーブランド。

昨年11月から約2カ月間、高級ジュエリーブランド「ティファニー」とのコラボアフタヌーンティーを開催した際には、予約が殺到。週末は100〜150個アフタヌーンティーが注文され、新規の予約を一時停止。急遽、期間を2週間延長するほどの盛り上がりだったという。

■ 理由1:唯一無二の空間&広がる絶景

ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)の28〜29階ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」 からは、梅田の景色が一望(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)の28〜29階ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」 からは、梅田の景色が一望(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

会場となるのは、ホテル28〜29階のラウンジ&バー「ピーコック・アレー」。フロア2階分、天井高8mの開放感あふれる空間の中央には「大階段」が鎮座する。また、目の前には「梅田スカイビル」を臨み、梅田越しに広がる、大阪の景色が一望できる。

■ 理由2:価格を裏切らない“豪華食材”

ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)で4月上旬まで開催中のアフタヌーンティー「エレガンス・イン・ストロベリーブルーム」。写真は、オプションを追加した内容(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)で4月上旬まで開催中のアフタヌーンティー「エレガンス・イン・ストロベリーブルーム」。写真は、オプションを追加した内容(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

2月1日からは、いちごが主役のアフタヌーンティー「エレガンス・イン・ストロベリーブルーム」が始まっている。まず、花束のような「苺のプティ・コルネ」が席まで届けられ、いちごの世界へと誘われる。

「苺のプティ・コルネ」で使用されるいちごは、バニラ味のコーンが佐賀県産「淡雪」、いちご味のコーンが福岡県産「あまおう」(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
「苺のプティ・コルネ」で使用されるいちごは、バニラ味のコーンが佐賀県産「淡雪」、いちご味のコーンが福岡県産「あまおう」(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

メニューの半分をセイボリーが占め、一般的なアフタヌーンティーよりも種類が多い。そして、高価格帯を裏切らない“豪華食材”が盛り込まれている。

スタンドの下段。写真左上から時計回りに、フィナンシェサレとオリジナルキャビアのサバランサワークリーム添え、月光ゆり根とズワイガニのムース、苺とフォアグラのサブレマンディアンのアクサン(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
スタンドの下段。写真左上から時計回りに、フィナンシェサレとオリジナルキャビアのサバランサワークリーム添え、月光ゆり根とズワイガニのムース、苺とフォアグラのサブレマンディアンのアクサン(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

キャビアがフィナンシェに乗っていたり、フォアグラといちごを合わせたり、白い球体状のムースには、ズワイガニの濃厚なアメリケーヌソースが入っていたり・・・。同ホテルの定番メニュー「ウォルドーフ・サラダ」をオマージュした「ロブスターロール」には、ロブスターがたっぷり挟まっている。

「ロブスターロール」には、「ウォルドーフ・サラダ」を構成するリンゴ、セロリ、くるみなどが入っている。ケーキと見紛う手前の2つは、スコーン(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
「ロブスターロール」には、「ウォルドーフ・サラダ」を構成するリンゴ、セロリ、くるみなどが入っている。ケーキと見紛う手前の2つは、スコーン(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

また、食べきれず残してしまうこともあるスコーンにも、スイーツ同等のこだわりがある。通常スコーンは、クロテッドクリームとジャムを付けながら食べるが、同ホテルではスコーン、バター、ジャムが三位一体となった、ケーキのような見た目になっている。

「いちごを味わってもらうためだけのパフェ」と土谷シェフが語る「真紅のクープ減圧苺とソワニエシャンティー」(オプション料金4000円)(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
「いちごを味わってもらうためだけのパフェ」と土谷シェフが語る「真紅のクープ減圧苺とソワニエシャンティー」(オプション料金4000円)(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

さらに、オプションメニュー(追加料金4000円)を注文すると、いちご6粒以上が入ったパフェと、スプーンですくう度にアワビが出てくるクラムチャウダーの2品を追加できる。「せっかくアフタヌーンティーを食べるなら、最上級のものを食べたい!」という需要に応えるラインナップだ。

■ 理由3:高級ホテルに浸れる“映えない”こだわり

スタンドの中段。写真左から、ピスタチオと苺のオペラ、 桜とライチのガトー(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
スタンドの中段。写真左から、ピスタチオと苺のオペラ、 桜とライチのガトー(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

スイーツは全4種類。「フルーツをメインにするのではなく、手間暇をかけるようにしています」と、エグゼクティブ・スーシェフの土谷真敬氏は話す。

「いちごそのままが、正直一番映えると思います。しかし、旬の食材を使用しながらも、食材そのままではない、季節にフォーカスした内容に仕上げています。でも、そのこだわりって、写真で撮った時には“映えない”んですよね」と語る。

スタンドの上段。写真左から、旬のタルトアグリューム和紅茶の香り、苺のレッドベルベットチーズケーキ(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
スタンドの上段。写真左から、旬のタルトアグリューム和紅茶の香り、苺のレッドベルベットチーズケーキ(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

スイーツでも、わかりやすくいちごを使うのではなく、いちごの魅力を活かしたスイーツに昇華する。定番の「レッドベルベットチーズケーキ」は、通常はラズベリーを使うところを、今回はいちごに変更。ラズベリーより軽やかなテイストで、香り豊かに仕上がった。

「桜とライチのガトー」は、桜もちをイメージする。ライチのムースを、ピンク色のチョコレートで包み、全体の春らしい仕上がりに一役買っている。

「ピーコック・アレー」バリスタ・チカさん。バリスタ歴1年3カ月で、大阪の地元カフェから、ホテルのバリスタにスカウトされたシンデレラガール(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
「ピーコック・アレー」バリスタ・チカさん。バリスタ歴1年3カ月で、大阪の地元カフェから、ホテルのバリスタにスカウトされたシンデレラガール(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

また、高級ホテルならではのこだわりを感じられるのは、アフタヌーンティーだけじゃない。飲み放題のコーヒー&紅茶を提供する、バリスタのチカさんは、大阪のカフェで働いていたところを、ホスピタリティの高さでスカウトされた。

バリスタ歴1年3カ月ながら、ヒルトングループのアジア太平洋地区コンテストでは3位入賞。高い技術とホスピタリティで、ドリンクの接客もおこなってもらえる。

飲み放題のコーヒーには、大阪・心斎橋の人気コーヒー専門店「リロコーヒーロースターズ」を採用する(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
飲み放題のコーヒーには、大阪・心斎橋の人気コーヒー専門店「リロコーヒーロースターズ」を採用する(2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

ドリンクメニューは、コーヒー&紅茶以外に、お茶の種類も豊富。お茶だけで、緑茶、白茶、ハーブティーなど10種類あり、90分間、飲み放題を思う存分楽しむことができる。

飲み放題のコーヒー&紅茶の一部。写真左から、緑茶「宇治 玉露」、白茶「ホワイトペタル」 (2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)
飲み放題のコーヒー&紅茶の一部。写真左から、緑茶「宇治 玉露」、白茶「ホワイトペタル」 (2月10日撮影/Lmaga.jp編集部)

「エレガンス・イン・ストロベリーブルーム」は、2月1日〜4月上旬まで、28〜29階ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」にて開催。時間は11時30分〜22時まで。料金は1万2000円で、オプションでパフェ、スープを付けると1万6000円。詳細は公式サイトにて。


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