HANA「人生をかけてきた」…快進撃の先に見据えるもの 高め合う仲間への想い

3時間前

7人組ガールズグループ「HANA」の左からMOMOKA、NAOKO(Lmaga.jp)

(写真7枚)

2025年、BMSG×ちゃんみなによるオーディション番組『No No Girls』から誕生した7人組ガールズグループ「HANA(ハナ)」。デビュー曲『ROSE』から、あらゆる新記録を叩き出す彼女たちが2月25日、1stアルバム『HANA』をリリースした。同作に込める想い、またデビュー後の1年について、メンバーのNAOKOとMOMOKAに話を訊いた。(取材・文/﨑久保陽子 撮影/木村華子)

■ 「『戻る場所がある』という安心感」(NAOKO)

NAOKOの地元・大阪にてインタビュー(Lmaga.jp)
NAOKOの地元・大阪にてインタビュー(Lmaga.jp)

──デビューから怒濤の1年のなかで、年末の『第67回日本レコード大賞』は特に反響があったかと思います。最優秀新人賞を受賞後の歌唱は、皆さんの感情が溢れた感動的なパフォーマンスでした。

NAOKO:ありがとうございます。ドラムロールが鳴って「HANA」と呼ばれたときに、夢が叶ったと思いました。家族にも今の活動をみせられたし、HONEYs(ファンネーム)のおかげだよっていうことを伝えられたと思って。心の中では「絶対に獲って、次のパフォーマンスでもう1回盛り上げる!」っていう風に決めていたんですけど、みんながポロポロと…ね。

──涙ぐむCHIKAさんを、NAOKOさんが後ろで支えていらっしゃる姿が印象的で。

NAOKO:本当に「みんなのおかげだよ」という気持ちでした。CHIKAにも「分かる。でもあなたのおかげだよ」っていう思いを、他のメンバー1人1人にも、同じような気持ちを向けていました。

最近のご褒美は?「友達と会うことです。年始にご飯を食べて話して、昨日もラジオが終わった後にスタジオを借りて一緒に踊っていました」(Lmaga.jp)
「『BlueJeans』はたくさんの人が聴いてくれて、「この曲を聴いていたあの夏はこんなことがあった」みたいに、いずれ色んな人の思い出の一部になったらなと思っています」と話すNAOKO。最近のご褒美は「友達と会うことです!」(Lmaga.jp)

MOMOKA:嬉しい気持ちもあったし、私も涙が溢れてきそうでしたが、(歌割りの)トップバッターだったので…頑張って我慢しましたね。

NAOKO:彼女は強かったです。

MOMOKA:みんな清々しいというか、やり切った笑顔でのパフォーマンスになって、本当に良かったなと思います。

最近ハマっていることは?「昨年は、お仕事で海外に行くことが多くて、英語の必要性を改めて感じたので、英語の本を読むことですね。『ナルニア国物語』の英語版を、時間をかけてしっかり分かるまで、単語とかも調べたりしながら読んでいます」(Lmaga.jp)
最近ハマっていることは?「昨年は、お仕事で海外に行くことが多くて、英語の必要性を改めて感じたので、英語の本を読むことですね。『ナルニア国物語』の英語版を、時間をかけてしっかり分かるまで、単語とかも調べたりしながら読んでいます」(Lmaga.jp)

──翌日には初の『NHK紅白歌合戦』に出場。このレコード大賞での経験は、ひとつの自信になったのではないでしょうか。

MOMOKA:ずっと夢だったステージですし、緊張もあったんですが、おじいちゃんやおばあちゃんも「テレビで見てるね」って言ってくれていて。2025年に感謝をしつつ、2026年に向けての良いスタートが切れるように頑張ろうと思って挑みました。

──年末はお忙しかったと思いますが、リラックスできる瞬間はありましたか?

MOMOKA:年始に結構長めのお休みをいただいたんです。私は埼玉のおばあちゃんの家に行って、そこから軽井沢に行って、岡山のおばあちゃんの家に行って…東京に戻ってきたら友達と会って。人と会うことで気持ちが晴れるし、結構アクティブに動いていましたね。軽井沢では雪の中で友達と『NON STOP』を踊った動画をメンバーに送って、「仲良い友達なんだよね」みたいに紹介したりとか。

NAOKO:お休みの間もメンバー同士で「何してるよ」の報告を常にしていました(笑)。CHIKAはお母さんと一緒に踊ってる動画とか。

MOMOKA:「今、おばあちゃんの家でみかん食べてる」とか、本当にそういう些細なこととかも送り合っていて(笑)。やっぱりこういう仲間がいることって大切だなって改めて思いましたね。

NAOKO:分かる。私も地元の大阪に帰っていたんですけど、頭の片隅にはみんなの存在があって、「東京に戻ったらHANAがいる」っていう安心感があるんです。戻る場所があるという安心感があることで、ちゃんと生きてるって感じられるというか。

■ “根拠のない自信”に気付いた…ちゃんみなの言葉

──デビューから1年が経って、お互いに変化したなと思うところはありますか?

MOMOKA:NAOKOは、外交的だなって思うことが増えました。ちゃんみなさんのバイブスが移ってきたというか、「どうしたら初対面でも相手が話しやすくなるのか」みたいなことを日々学んでるので、それが活きてきたのかなと思います。

NAOKO:確かにそうかも。MOMOKAはなにか起こっても「大丈夫だから」って、メンバーを守ってくれる感じが最初からあったんですけど、最近はさらに頼もしくて。「かませばいいじゃん!」っていうメンタルで、いつも支えてもらっています。

『BADLOVE』の振り付けを担当したNAOKO。「曲を聴いて、一旦感じたことをフリースタイルにして、振り付けに入りました。KOHARUに協力してもらって、怒りや悲しみを表情や音取りで伝えようと構成しました」(Lmaga.jp)
『BADLOVE』の振り付けを担当したNAOKO。「曲を聴いて、一旦感じたことをフリースタイルにして、振り付けに入れました。KOHARUに協力してもらって、怒りや悲しみを表情や音取りで伝えようと構成しました」(Lmaga.jp)

──MOMOKAさんのその強さが、最近のパフォーマンスで特に感じられる気がします。

MOMOKA:音楽を始めた当初は、「自分はできる」みたいな根拠のない自信があったんです。でも、ちゃんみなさんに「その根拠のない自信は、いつか自分を壊すし、周りの人も壊していく。だけど練習をしたり、ちゃんと自分を理解して、この自信に根拠がつくんだったら、それはめちゃくちゃ良いこと」と言われて、自分ってもしかしたら努力が足りてなくて、都合の良いように解釈していた部分があるかもしれないと認識して。そこからはダンスを頑張って作詞をしたり、色々と挑戦したりして、少しずつ自信に繋がっています。

──先ほどからちゃんみなさんのお名前が何度も出てきていますが、やはり存在は大きいですか?

NAOKO:ずっと学ばせてもらっています。ちゃみなさんのツアー『CHANMINA AREA OF DIAMOND 3』に参加させていただいたとき、一番学んだのが「人間性」でした。どれだけ歌とダンスが上手くても、そこに気持ちがないといけないということをすごく学んだし、バンドメンバーさんやダンサーさんに対してかける言葉とか…こんなにも「常に愛情」みたいなアーティストさんがいるんだって。そこからはもうずっと見て学んで。もらってばかりだなって感じです。

■ 人生をかけてきた…新曲は「覚悟がある曲」(MOMOKA)

『BAD LOVE』『My Body』の2曲の作詞に参加したMOMOKA。「いろんな記憶を辿ると、やっぱり成長したと思うし、前を向いて行きたいっていう気持ちを歌詞に込められて良かったですね。日々、反省と発見を繰り返しています」(Lmaga.jp)
『BAD LOVE』『My Body』の2曲の作詞に参加したMOMOKA。「いろんな記憶を辿ると、やっぱり成長したと思うし、前を向いて行きたいっていう気持ちを歌詞に込められて良かったですね。日々、反省と発見を繰り返しています」(Lmaga.jp)

──1stアルバム『HANA』に収録されている新曲2曲についてお伺いしたいです。

MOMOKA:『ALL IN』は、初めて自分たちで作詞作曲した楽曲です。デビューして1年を過ごして、メンバーとの「人生をかけてきたね」みたいな話の流れから、そこを突き詰めていきました。どういうことをして、何で後悔はないって言い切れるのか…そういったことを詰め込んだ、覚悟がある曲になっています。

NAOKO:『BLOOM』は、レコード大賞のときに伝えた「私たちHANAがいるから大丈夫」という言葉を体現したポップで明るい曲なんですけど、そのなかには若干の迷いや悲しみみたいなものもあって…。でも、自分の好きなものは否定しなくて良いんだよ、周りと違うところがあっても私は私でいいんだ、ということを思わせてくれる楽曲です。

──また、収録されている『Cold Night』は、初のアニメタイアップ曲。アニメの世界観があるなかで、意識したことはありましたか?

MOMOKA:元々作品を観ていたんですけど、「この子はなんで頑張れてるんだろう」「何を辛く思って、どういう壁があるんだろう」っていうことを考えながら、もう1回(アニメを)見直しました。応援ソングになっているんですけど、寄り添うだけじゃなくて「あと一踏ん張り頑張れ」ってちゃんと背中を押してくれるような曲で。いろんなメッセージが込められていて、共感する歌詞も多かったです。

NAOKO:初めてデモ音源を聞いたとき、自分の思い出と重なる部分もあって、思わず泣いてしまったんです。レコーディングのブースに入るときも、最初に曲を聞いたときに感じた気持ちを、自分のなかに落とし込んで歌いました。

──お2人の経験からなる思いも乗せられた楽曲なんですね。

NAOKO:あと、アルバムに収録されている『Tiger – HANA with HONEYs Ver.』はライブバージョンで、HONEYsの声も入っているんです。安心できるライブだったからこそメンバーの個性が出ているのと、初めてのアルバムをHONEYsと一緒に完成させられたことが、すごくありがたいなって思いますね。

大阪なので…たこ焼きポーズで!(Lmaga.jp)
大阪なので…たこ焼きポーズで!(Lmaga.jp)

──2026年はさっそく1stアルバムがリリースされましたが、これからどのような1年にしていきたいですか。

MOMOKA:約1年間「HANA」として過ごしてきて、本当にいろんな人に支えられてると感じました。これからも、ちゃんと地に足をつけて、より人間らしいところも見せていきたいですね。

NAOKO:アーティストって音楽だったり夢を届けるお仕事。だから、世界中のいろんな人を照らせるような存在になって、パワーをあげたいです。

『ALL IN』『BLOOM』の新曲2曲を含む、全11曲を収録した1stアルバム『HANA』は2月25日にリリース。CD&トレーディングカード8枚セット(3種のうちランダム1種)の「通常盤」(3700円)のほか、CD&Blu-rayに加え、フォトブックなどのグッズが封入された「完全生産限定盤」(8900円)の2形態で発売される。

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