海外スタッフ歓喜の着物、パビリオン愛爆発…渾身の「万博ファッション」コレクション

5時間前

ド派手もシックも!ラスト万博でファッションにも気合を入れて楽しむ人たちが多数来場(10月12日13日/大阪・関西万博)

(写真23枚)

◆ 大好きな「ぬい」と一緒に!

ちょうど夕陽が「大屋根リング」に落ちる…そんなドラマチックな瞬間に撮影したのは、ぬいぐるみをたくさん抱えた来場者。ミャクミャクが頭上にも、ふとももにも、そして、手にしたミャクミャクの顔の上には、会場内で人気のたくさんのキャラクターのぬいぐるみが大集合…。「既製品のアレンジ」ということだったが、黒×赤をベースのコーディネートに、トルクメニスタンのラクダが良いアクセントに。

13回目の来場、ぽちgs_pochiさん。子どもといると自然と誰かが手伝ってくれたり、人のやさしさやあたたかみを感じる万博だったそう(10月13日/大阪・関西万博)
ミャクミャク、マレークマ、サーキュラーちゃん、トルクメニスタンのラクダも(10月13日/大阪・関西万博)

大屋根リングへのエスカレーターにペイントされた、ミャクミャクが飛び散るような、はくいきしろいさんのアートの前で撮影した女性。ミャクミャクなどのぬいぐるみを前面に取り入れながら、統一感のあるコーディネート。ファッションのポイントは、もちろん赤と青の「ミャクミャクカラー」。背景とも、これ以上ないくらい相性バッチリ。「会場内を歩いているだけで、楽しい」と万博閉幕を惜しんでいた。

赤×青、そしてぬいぐるみが目を引くえーちゃん。27回来場し。お気に入りパビリオンは住友館、ヘルスケアパビリオン(10月13日/大阪・関西万博)

ミャクミャク大好きな親子を、「よしもと waraii myraii館」の黒板前でキャッチ。18回の来場で、アイルランド以外、ほとんどのパビリオンを楽しんだというふたり。サンリオキャラクターがミャクミャクになりきったコラボぬい、藻キティぬいなどを「じゃら付け」して、元気にラスト万博を満喫していた。

アイルランド以外ほとんどのパビリオンを楽しんだふたり。人の温かみを感じる万博だったと話し、カラオケが特に楽しかったそう。(10月12日/大阪・関西万博)

◆ あえてのモノトーンに差し色コーディネート

カラフルな人であふれる会場内で、あえて黒を基調にしたファッションを楽しむ人も。「ウズベキスタン・パビリオン」前で撮影した女性は、羽織をアレンジした「和モダン×ミャクミャク」がテーマのコーディネート。シンプルファッションに対し、赤と青の大胆なカラーメイクが素敵だった。

(10月13日/大阪・関西万博)
会場内の飲食店でもアルバイトを経験。約40回来場のサヤさん。赤いターバン、赤いリップ、赤と青のアイラインなどの遊び心を感じるスタイル(10月13日/大阪・関西万博)
(10月13日/大阪・関西万博)
インドネシア好きで、トートバックもさりげく。そのほかコモンズBガンビア、コモンズDギニアなどもお気に入り。良かったことは、会場で友達がたくさんできたこと(10月13日/大阪・関西万博)

「トイレ2」通称「残念石トイレ」を手掛けた建築家の竹村優里佳さんを、大屋根リングの下でキャッチ。大坂城に不採用になった「残念石」を使用した「Traces of Earth/地球の形跡」と名づけられたトイレを設計し話題となった竹村さん。設計・施工のために、何度も足を運んだ万博会場。プライベートでも何度も訪れていて、この日はミャクミャクがカラフルだからと、あえて選んだモノトーンワンピースに、靴下の差し色を効かせたコーディネート。

(10月13日/大阪・関西万博)
一般の来場者たちとも残念石トイレのスタンプや、記念撮影などを通じコミュニケーションをとっていた竹村優里佳さん。そういった交流が一番の思い出と話していた(10月12日/大阪・関西万博)

その他にも、10月13日の閉幕日には、「万博愛」を全身で表現する人たちが多数来場。お手製のうちわ持参で、「ありがとう」「万博最高」と表現したり、赤と青のペンライトを持参したり…。閉幕を惜しみつつ、全力で最後の一日を楽しく過ごす人たちの姿がとても印象的な取材となった。

お手製うちわや、ペンライトなど万博応援グッズ持参のみなさん(10月13日/大阪・関西万博 Lmaga.jp編集部撮影)
最終日を楽しむ来場者や、各国のアーティストもパシャリ。みなさんとっても楽しそう(10月12、13日/大阪・関西万博 Lmaga.jp編集部撮影)

全3回に渡りお届けした「万博ファッション・コレクション」いかがでしたか?最後は、ファッションの概念なんてないと思ってた…『大阪・関西万博』公式マスコットキャラクター・ミャクミャクの、貴重な「オートクチュール」=水濡れ防止「カッパ」コーディネートを見ながら、お別れしましょう。取材・撮影にご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

写真/バンリ 取材・文/Lmaga.jp編集部

先日開催の『御堂筋ランウェイ』では唯一むき出しの「素」の姿でウォーキングをしたミャクミャク。もしかして、真ん中に穴の開いたこの雨ガッパ姿は唯一の「ファッション」かも!?(10月12日/大阪・関西万博)
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