1万2000円…難波で豪華すぎる「冷やし中華」はじめました!?

2025.7.31 19:45

「スイスホテル南海大阪」の「エンプレスルーム特製冷麺」(12000円)は、まさかのウナギ、アワビなど豪華食材目白押し

(写真14枚)

暑い夏の定番「冷やし中華」と言えば、ハム、トマト、きゅうり、たまごなどがおなじみの具材だが、大阪・難波に豪華すぎる食材が共演する1万2000円の「超高級冷やし中華」が期間限定で登場。いったいどうやったら麺類がそんな金額になるのか…。気になるその中身を取材した。

「超高級冷やし中華」をはじめたのは、南海大阪なんば駅直結の5つ星ホテル「スイスホテル南海大阪」(大阪市中央区)、10階にある中国料理「エンプレスルーム」。

「スイスホテル南海大阪」
さすが5つ星ホテル「スイスホテル南海大阪」なだけあって、レストラン入口にも超高級感が

まずは、数あるお茶の中から台湾の「東方美人茶」をオーダーし、噂の高級冷やし中華の登場を待つ。

ポットで提供される「東方美人茶」(1200円)をいただきながら、噂の麺の登場を待つ

そして登場したのは、アワビ、ウナギ、カニ、エビ、ホタテ、ロブスターなど、選りすぐりの16種の具材が美しく盛られた大きなお皿。さすがの迫力に思わず「お~!」と声がでてしまう。

特製冷麺の具材、鮑の薬膳煮込み(スイスホテル南海大阪)
特製冷麺の具材、自家製叉焼、ズワイ蟹のクリスピーフライ(スイスホテル南海大阪)
特製冷麺の具材には、まさかの鰻も!(スイスホテル南海大阪)

イカやホタテ、エビ、ロブスターは、中央の一段高いお皿の上に美しく盛られている。触ってみると、本物の氷で作られたお皿だった。さすが高級冷やし中華、提供方法もひと味違う。

イカ、ホタテ、エビなどが氷の器に盛られて登場(スイスホテル南海大阪)
特製冷麺の具材、ロブスターのボイル(スイスホテル南海大阪)

さらに薬膳スープにくぐらせた、特製の中華麺、醤油だれ、胡麻だれ、特製XO醬甘辛だれの3種のつけだれが、続々運ばれてくる。

特製の中華麺、醤油だれ、胡麻だれ、特製XO醬甘辛だれ(スイスホテル南海大阪)

「エンプレスルーム料理長、レオ・レオン・ホックは、特に薬膳料理を得意としています。特製麺は薬膳スープにくぐらせ、クコの実をトッピング。伝統的な薬膳の知識を取り入れ、夏の体が喜ぶ特別な冷麺になっています」と同ホテルの広報担当者。

確かに、薬膳の観点では、アワビは体内の余分な熱を冷まして「血」を補う食材。ウナギは「土用の丑の日」があるくらい、古来より夏バテなどに備えて食べる習慣があるほど。豪華なだけでなく、今食べる意味がある食材が、いろいろ楽しめるのが嬉しい。

お代わりが3回までできる「特製中華麺」(スイスホテル南海大阪)

食べてみると薬膳の香りがほのかにする特製中華麺は、なんとお代わりもできてしまう。回数は3回まで。ということは、最大4杯食べられるということで、具材のボリュームもすごいが、麺もすごい。とても1人で食べきれる量ではない…。

全て並べるとこんな感じ。しっかり味付けされた、スモークダッグ、くらげの醤油風味など、中国料理店ならではの具材や、錦糸卵、椎茸、もやし、きゅうり、トマト、サラダも(スイスホテル南海大阪)

スタッフに確認すると「ランチでは、2名様でシェアして召し上がる方が多いですね。夜には、アラカルトとしていろいろオーダーされるうちの1品として、グループみなさんで楽しまれている方もいらっしゃいますよ」と教えてくれた。さすがにこの量、1人前の想定ではなかったようだ。

というわけで、今回は2人でシェアしていただいてみたが、それぞれが好きな具材を選んで、3種のつけだれを好みにあわせてかけて、カスタマイズして盛りつける行程が、なかなか楽しい。まるで冷やし中華パーティーだ。

まずは具材をチョイス。やはりアワビから!(スイスホテル南海大阪)
それぞれの好みが反映された「カスタマイズ冷麺」。つけだれと具材の組み合わせのバリエーションが豊富。ピリ辛の特製XO醬甘辛だれが食欲をそそり、どの食材にもマッチしていた(スイスホテル南海大阪)

具材ひとつひとつがしっかりと味付けされているので、紹興酒などお酒と一緒に前菜として具材を単体でいただいても良さそうだ。

「エンプレスルーム特製冷麺」は同ホテル10階の中国料理「エンプレスルーム」で、8月31日まで楽しめる。ランチタイムの営業時間は、月〜金曜11時30分 ~15時、土・日・祝11時 ~15時、ディナータイムの営業時間は日〜木曜17時30分〜21時、金・土・祝前日17時30分〜21時30分(いずれもラストオーダーは30分前)。金額は1万2000円(税サ込)。詳細は公式サイトで確認を。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

「スイスホテル南海大阪」中国料理「エンプレスルーム」
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