ミャクミャク浮世絵は完成させた?「おすぞ万博」限定や隠れスタンプも

14時間前

「公式スタンプパスポート」の最後のページがようやく完成(7月10日・大阪関西万博)

(写真18枚)

開催中の『大阪・関西万博』で、「なぜ今アナログのスタンプ?」と言われながらも、大人気になっているのが、各パビリオンやイベント会場などで押せるスタンプ集め。デジタルとは違い、そこに行ったという満足感が高くなることと、集まっていくスタンプをながめる楽しみがたまらないのが、人気の理由ではないだろうか。

しかも、会場内外に限定スタンプや新スタンプ、非公式もどんどん登場して、「公式スタンプパスポート」のフリースペースが足りない人もあらわれている。今回は、「会場周遊 重ね押しスタンプ」や、今もらっておきたいスタンプに注目した。

開幕日から「公式スタンプパスポート」(1100円)をゲットして、スタンプを集めている来場者も。公式ショップで売り切れることも度々ある人気商品だ(4月13日・大阪関西万博 撮影:Lmaga.jp編集部)

◆ もう全部押した?ミャクミャクの重ね押しスタンプ

シンプルにミャクミャクが可愛いページ(4月13日・大阪関西万博 撮影:Lmaga.jp編集部)

「公式スタンプパスポート」の額縁の真ん中に楽しそうなミャクミャクがいる68ページ、すでに完成しているだろうか?

あと一か所で完成まで来たが、最後の一か所はどこなのか…どうやらコモンズA館のようだ(7月10日・大阪関西万博)

こちらは各国パビリオンなどのスタンプとは別に押すスタンプで、コモンズ館など6カ所を巡ると葛飾北斎『富嶽三十六景』のようなオリジナルイラストが完成するようになっている。浮世絵の木版画のように、色ごとにスタンプを重ねていく手法になっているのがポイント。

いよいよこれをおせば「公式スタンプパスポート」の最後のページが完成する(7月10日・大阪関西万博)

「会場周遊 重ね押しスタンプ」の設置場所は、コモンズA、B、C、D、Fそれぞれの館と国際機関館。枠の中にスタンプ帳を差し込むとぴったりの場所にスタンプが押せるようになっているので、失敗なしなのもうれしい。「公式スタンプパスポート」を持っていない人も押せなくはないが、うまく重ねられるように工夫が必要だ。

「公式スタンプパスポート」の最後のページ完成!(7月10日・大阪関西万博)

◆ 来場者1000万人突破記念スタンプは、7月15日まで!

1000万人来場記念スタンプをゲット(7月10日・大阪関西万博)

6月29日に来場者が1000万人を突破した記念に登場した限定スタンプ。こちらは押せる期間が、7月15日までと終了日が近づいている。

(7月10日・大阪関西万博)
通常のパビリオンのスタンプに比べてデカい(7月10日・大阪関西万博)
(7月10日・大阪関西万博)
「フューチャーライフヴィレッジ」のここでおせる(7月10日・大阪関西万博)

設置場所は、西ゲートからさらに西端。外構などで使用する石を入れる金属のメッシュカゴの外壁の建物が新鮮な「フューチャーライフヴィレッジ」に設置されている。欲しい人は急いで向かおう。

過去には4月と5月限定の来場者スタンプもあった(5月1日・大阪関西万博 撮影:Lmaga.jp編集部)

◆ 集めやすくルール変更された、新しい「砂ンプラリー」

7月1日から始まった砂ンプラリー台紙(7月1日・大阪関西万博)

スタンプ枠をほぼ埋めたという人は、7月1日にスタートした鳥取県先導の「砂ンプラリー」(期間は会期終了までの予定)をチェック。当初は予約が必要な関西パビリオンに入場しないと、専用のスタンプ台紙がもらえないという難易度の高いスタンプラリーだったが、現在は入場しなくても関西パビリオン正面玄関左で配布されている。

砂ンプラリーの台紙は、関西パビリオンの外、左側で配布。パビリオン予約なしでもらえるように(7月10日・大阪関西万博)

ただし台紙をもらうための条件は、公式スタンプ帳に鳥取県と砂でつながる『サンド・アライアンス』同盟を結ぶ万博出展国8パビリオンのスタンプがすでに押してあることだ。参加パビリオンは、「ヨルダン館」、「サウジアラビア王国館」、「アルジェリア館」、「EU館」、「モーリタニアパビリオン」、「モザンビーク館」と「関西パビリオン 鳥取ゾーン」。

なお、スタンプを3つ以上集めると、4パビリオンから、限定グッズのプレゼントももらえる(ひとり各1回限り、なくなり次第終了)。

8パビリオンが参加する砂ンプラリー(7月10日・大阪関西万博)

さらに、関西パビリオンは、各府県のサテライト会場の2か所にスタンプを設置している。万博会場を飛び出し9府県のスタンプも制覇を狙いたい。

◆ 非公式の「隠れスタンプ」も存在する…!?

(6月13日・大阪関西万博 撮影:Lmaga.jp編集部)

実は万博会場内には非公式スタンプも存在する。「アマチュア無線連盟」が「大屋根リング」73番の外側、レイガーデンとシャインハットにブースを構えており、ここでは、会場内のアマチュア無線特別記念局「8K3EXPO」の文字が入ったスタンプを押してくれる。

スタッフの方が押してくれる「アマチュア無線連盟」のスタンプ(7月10日・大阪関西万博)

スタンプはもちろん、スタッフにアマチュア無線の話を聞いてみたり、実際に体験もできるそうなので、トライしてみるのも面白そうだ。

◆ イベント限定スタンプは出会い、一期一会を楽しむ

(7月10日・大阪関西万博)
サウジアラビアのスタンプも2種(7月10日・大阪関西万博)

イベント会場でおこなわれるイベントには、イベント限定のスタンプが用意されることがあるので、訪れたらチェックしたい。今なら、Expoメッセ「WASSE」で、7月16日までおこなわれているサウジアラビアの文化と観光名所を紹介する『アラビアの驚異展』で、2種類の大きな限定スタンプが押せる。

(7月10日・大阪関西万博)
7月16日までの「アラビアの驚異」展(7月10日・大阪関西万博)

イベント会場もパビリオン会場も同じスタンプというパターンもあるようなので、これはもう訪れた日限定の出会い。イベントに関連したものや、その国の観光名所などが描かれたイベント限定スタンプはレア。パビリオンや会場に入れなくても、場外にスタンプ台が置かれていることもあるので、のぞいてみよう。

「国際ヨガデー」1日限りのイベントなどにスタンプが登場することも(6月20日・大阪関西万博)

取材・文・写真/太田浩子

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