窪田正孝はプライベートで大阪に、よく行くのは「おつぼね公園?」

12時間前

『宝島』舞台挨拶に登壇した窪田正孝(7月4日・大阪市内)

(写真8枚)

沖縄が舞台の映画『宝島』(9月19日公開)の上映会&舞台挨拶(開催地:大阪市内)が、7月4日におこなわれ、出演する窪田正孝らが登壇した。

同作品の原作はアメリカ統治下の沖縄が舞台の小説。これまで誰も描かなかった沖縄、そして誰も知らない空白の20年、戦争に翻弄された人々の姿を描くエンタテインメント作品になっている。「映画の魅力を伝えたい」と全国の劇場を回っている主演の妻夫木聡と大友啓史監督に加えて、この日は窪田がサプライズで登場し、客席からは歓声が挙がった。

左から、大友啓史、妻夫木聡、窪田正孝(7月4日・大阪市内)
左から、大友啓史監督、妻夫木聡、窪田正孝(7月4日・大阪市内)

その後、窪田は作品に対して「いろんな重いテーマはあったけど、人は生きて、死ぬまでに何を残すかってすごく大事だと思うし、これがしたいって信念があればできる。今の時代だからこそこの作品は観てもらえるのかなと思います」とコメント。

来阪について聞かれた窪田は、プライベートでもよく大阪に来るそうで「義理の両親がくるのでよく来ます。なんでしたっけ…おつぼね公園?」とコメントし、会場は一旦「?」な雰囲気になったが、「靭(うつぼ)です、靭! 広くて気持ちいいんですよ、公園好きなんで」と、お茶目な間違いで会場を沸かせた。妻夫木と監督もこれには「おつぼねはやばい」と大爆笑で、「間違えちゃった、記事書かないで〜」と可愛らしい様子を見せた。

公園の名前を間違えて笑いが止まらない2人(7月4日・大阪市内)
公園の名前を間違えて笑いが止まらない2人(7月4日・大阪市内)

また、舞台挨拶の途中で、観客からの質問&感想タイムがあり、自分にとっての正義とは?を聞かれた窪田は、「その人にとっての正義があって、(僕は)悪役をやるときは悪と思って演じてない。その人自身の信念は、その人なりに世の中を変えようとしている。だから多分世の中は正義で溢れている。でもそこに残る真実はひとつな気がします」と思いを告白。

そして窪田はプライベートでも交流のある座長の妻夫木に、「この作品の座長をやるって相当な重圧。肉体的にも…役者をやってると精神的にくる。みんなの思いも背負って、周りに愛されている妻夫木さんの土台があって…この人には全力でぶつかるしかなかった。」とコメント。そして「ずっと同じビルで過ごしていた妻夫木さんに外の空気やたこ焼きを…」と笑いを誘う場面もあった。

『宝島』の作品への思いを語る窪田正孝(7月4日・大阪市内)
『宝島』の作品への思いを語る窪田正孝(7月4日・大阪市内)

最後に窪田は「映画を通して日本の歴史を改めて自分たちで感じて、一度原点に変えると生き方にフォーカスするきっかけになる作品にもなっていると思います。人と人が繋がっていくことで、素晴らしいものが生まれていく、と感じることができました。ぜひ劇場にも足を運んでほしいです」と意気込みを語った。

会場では観客の撮影タイムや、妻夫木がセルフィーで会場にいる観客と写真を撮る場面もあり、盛りだくさんの内容に。映画『宝島』は9月19日から全国で上映される。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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