「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第22回・小生、酒上不埒にて

2025.6.3 20:00

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第22回より。大文字屋の座敷で客をもてなす花魁・誰袖(福原遥)(C)NHK

(写真5枚)

俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸の出版王」に成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。「小生、酒上不埒(さけのうえのふらち)にて」と題する第22回(6月8日放送)では、宴会で激怒した恋川春町が、重三郎からの仕事の依頼を拒む一方、花魁の誰袖は、蝦夷地の件を探ることを交換条件に、田沼意知に身請けを迫る。

絵師・喜多川歌麿(染谷将太)の名を売り込むための宴会で、戯作者・恋川春町(岡山天音)が北尾政演(古川雄大)に激しく嫉妬した前回。その後、春町は、重三郎(横浜流星)の依頼に筆を執らない状況が続いていた。そんな春町を説得しようと、朋誠堂喜三二(尾美としのり)と歌麿が家を訪ねる。

一方、大文字屋の花魁・誰袖(福原遥)は、蝦夷地の件で協力する代わりに身請けしてほしいと、田沼意知(宮沢氷魚)に迫る。そして、松前藩主の弟・松前廣年(ひょうろく)に接触を試み、「抜荷」と呼ばれる密貿易の証を掴もうとするが・・・。

本作は、文化の花開く天下泰平の世となった江戸を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯が描かれていく。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

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