「よしもと祇園花月」が8月に閉館、芸人から悲しみの声続出

2025.5.19 19:15

よしもと祇園花月

(写真1枚)

「吉本興業」が運営する劇場「よしもと祇園花月」(京都市東山区)が、2025年8月18日をもって閉館することが決定した。

同劇場は、半世紀以上続いた「京都花月劇場」の閉館から24年ぶりとなる京都での直営劇場として2011年 7月に開館。若手の人気芸人から実力派ベテランまで、多彩な出演者による漫才・落語・諸芸・京都オリジナルの「祇園吉本新喜劇」を披露する、京都唯一のお笑い常設劇場だ。

先日おこなわれたお笑いトーナメント番組『THE SECOND〜漫才トーナメント〜』でも、同劇場の支配人・橋本修さんが金属バットの応援(煽り)コメントで出演し、会場の笑いを誘っていた。

同劇場の公式Xで閉館の事実が公表されるや、ギャロップ・林は「ギャロップに手を差し伸べてくれた。祇園花月には感謝しかありません」、祇園・櫻井は「まだ劇場上がったり落ちたりの頃、いろんなルールがあって、一軍メンバーでないとイベントやらせませんという決まりの時、じゃあウチでやる?と声をかけてくださったのが祇園花月さんでした。ずっとわすれませんありがとうございます」、さらに令和ロマン・くるまは「ありがとう祇園花月!!!!!!! さようなら祇園花月!!!!!!!」と、劇場でライブをおこなってきた多くの芸人がコメントを残している。

また、多くの劇場ファンからも「ステージと近い祇園花月で見る新喜劇が大好きでした!」や「寂しい」、「私が新喜劇を含めお笑いが大好きになった原点でした」などの声が挙がり、一時「よしもと祇園花月」がXのトレンド1位となった。

閉館日までの公演スケジュールは、公式サイトにて。

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