大阪の街を独り占め…高層階に「最高級バー」誕生、予約相次ぐ

2025.5.18 12:00

29階のラウンジ&バー「ピーコック・アレー」。バーカウンターの上にある時計は各国の文化を反映することをモットーとしており、日本では「GRAND SEIKO」の時計を採用

(写真10枚)

世界最大級「うめきた公園」をはじめ、商業施設「JPタワー大阪」「イノゲート大阪」、「グラングリーン大阪(うめきた2期開発事業)」などの新規オープンが続き、多くの人々で賑わう大阪・梅田。その地に4月、ラグジュアリーホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)が誕生した。

◾️宿泊客以外も利用可能、梅田を一望できるバー

「ウォルドーフ・アストリア大阪」の外観

大手ホテルグループ「ヒルトン」系列の最上級ラグジュアリーブランドで、今回大阪にて日本初進出を果たした同ホテル。2026年には東京・日本橋での開業を控えているなど、日本国内での展開が進められている。

洗練された安らぎの空間で、訪れた一人ひとりに合わせたきめ細やかなエレガントなサービスの提供をコンセプトとする同ホテルが位置するのは、「グラングリーン大阪 南館」パークタワー。1〜2階がエントランス、28〜29階にレストランやラウンジ、客室が31〜38階に設けられている。

なかでも注目は一般客でも利用できるレストラン&バー。特に反響があるのは、梅田の景色が一望ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」だ。29階という高層階に位置しており、天井高9.4mの大きな窓から見える梅田の景色は圧巻で、昼夜問わず窓側の席が人気を集めているという。

広々としたラウンジ&バー「ピーコック・アレー」。アフタヌーンティーやカクテル、シャンパン、軽食などが幅広く楽しめる
広々としたラウンジ&バー「ピーコック・アレー」。アフタヌーンティーやカクテル、シャンパン、軽食などが幅広く楽しめる

広々とした店内は128席が用意され、品数豊富なアフタヌーンティー(1万円〜)をはじめ、「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」発祥のカクテル、厳選されたシャンパンやワイン、お酒と共に楽しめる軽食などが幅広く揃えられている。

29階でエレベーターを降りると、目の前に「ピーコック・アレー」

また、同じく29階のモダンフレンチブラッスリー「ジョリー ブラッスリー」では、ランチとディナーが一般客の利用も可能。ランチコースは4800円〜と、梅田でゆったりと食事や歓談を楽しみたいときには重宝しそうだ。

「ジョリー ブラッスリー」、明るい店内には約140席
ランチコースは前菜・メイン料理・デザート・コーヒーor紅茶付きで4800円。メインは2種類の料理から選べる(写真は鯛のソテー グリーンピースのフランセーズ)

そのほかにも、アメリカのジャズ全盛期を彷彿とさせるディステイネーションバー「ケーンズ&テイルズ」や、シグニチャーレストランで鉄板焼きと寿司が楽しめる「月見」もスタンバイ。

シグニチャーレストラン「月見」の店内。カウンター席からは淀川が一望できる

◾️宿泊は約15万円〜200万、幅広い価格帯に

宿泊客が安心して泊まれるように宿泊等は別棟に。29階奥に宿泊のフロントは設けられている

全252室ある客室はスタンダードな「デラックスルーム」(1泊1室15万円〜)をはじめ、最上階にある「ウォルドーフペントハウス」や「アストリアペントハウス」(1泊1部屋100万円前後)、最上級の「プレジデンシャルスイート」(1泊1部屋200万円前後)など、7タイプの客室が用意されている。

シックなインテリアで居心地の良さを感じさせる客室の内装
シックなインテリアで居心地の良さを感じさせる客室の内装
シックなインテリアで居心地の良さを感じさせる客室の内装
ラグジュアリーホテルながら落ち着いたトーンで統一されているのが特徴

客室はすべて31〜38階と高層階に位置しているので、大阪の景色が客室ないからゆっくり楽しめるのも魅力の一つ。大阪・梅田の街並みや淀川、また天気が良い日には大阪湾も一望できるのだそう。

「ヒルトン」アジア太平洋地域 ラグジュアリーブランドの担当者は、「大阪の豊かな文化遺産とブランド特有の真心のこもったエレガントなサービスを反映した、心からくつろげる、そしていつまでも記憶に残る体験をお客様に提供できることを楽しみにしています」と意気込みを語る。宿泊やレストランについての詳細は、公式サイトにて。

取材・文・写真/野村真帆

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