この立地、盲点…!大阪城を一望、外資系の新ホテルが絶景だった

2025.5.1 07:00

「パティーナ大阪」より、ロビーのある20階から見える景色。大阪城全体を見渡すことができる

(写真14枚)

アジアを中心にラグジュアリーホテルを展開する「カペラホテルグループ」(本国:シンガポール)の日本第1号店「PATINA大阪(パティーナ大阪)」(大阪市中央区)が、5月1日に開業。再開発が進む梅田(北エリア)、観光客で賑わう難波(南エリア)にはここ数年で複数のホテルが誕生したが、同ホテルは大阪城の南(東エリア)に位置する。観光客だけでなく、地元・関西人も楽しめるホテルとして注目を集めそうだ。

◾️一度は観ておきたい…強みは「圧巻の景色」

5月1日に開業する「パティーナ大阪」外観
5月1日に開業する「パティーナ大阪」。大阪城やオフィス街・谷町エリアに合うようシックなデザインに

現在、シンガポール、中国、タイなどアジアを中心にラグジュアリーホテルを展開する同グループ。2017年に誕生した新しいホテルブランドながら、世界で名だたる賞を受賞するなど、今注目を集めている。日本では今回オープンする「パティーナ大阪」のほか、今秋に京都の花街「宮川町」にて「カペラ京都」のオープンも控えている。

ホテルからの絶景、目前には大阪城ビュー(19階「にじり」より)
ホテルからの絶景、目前には大阪城ビュー(19階「にじり」より)

まずはロビーのある最上階の20階へ。エレベーターを降りると、さっそく大阪城が見渡せる絶景がお出迎えしてくれる。「俯瞰で見る大阪城」という、関西人にとってもレアな景色に感動だ。

全221室ある客室は6タイプが用意されており、すべての客室が50平方メートル以上のスペースが確保されているなど、大阪市内でも最大級の広さを誇る(1泊1部屋8万5000円〜、スイートルームは1泊100万〜)。

「パティーナ大阪」デラックスルームより、畳の上にヨガマットを敷いてエクササイズもOK
「パティーナ大阪」で一番スタンダードなデラックスルームより、畳の上にヨガマットを敷いてエクササイズもOK
一番スタンダードなデラックスルームにも洗面台は2台用意されるなど広い空間が特徴の「パティーナ大阪」
一番スタンダードなデラックスルームにも洗面台は2台用意されるなど広い空間が特徴の「パティーナ大阪」

広々とした客室は「まるで家に帰ってきたようにくつろげる体験をして欲しい」という願いから、木目を基調とした落ち着いたトーンで統一され、家庭のような温かみを感じられるのが特徴。ホテルには珍しく、角部屋にはバルコニーが設けられており、「大阪城公園」や「なノにわ」などの公園の景色を眺めながら、ゆったりとした時間を満喫できる。

最上階のパティーナスイートルーム(1泊100万円〜)
「パティーナ大阪」最上階のパティーナスイートルーム(1泊100万円〜)
り、最上級のパティーナスイートルーム(1泊100万円〜)、スイートルームはキッチン付き
「パティーナ大阪」より、スイートルームはキッチン付き

また、同ホテルでは心身ともに満たされた状態を指す「WELL BEING(ウェルビーイング)」を大切にしていることから、すべての客室に畳のスペースが設けられ、備え付けのヨガマットを使って、ヨガやストレッチなどを客室内でできるのも、ほかのホテルにはない特徴的なサービスだ。

「パティーナ大阪」より、どの部屋にも畳スペースが設けられている

◾️地元・関西人も気軽に使える飲食エリア

「パティーナ大阪」1階のシグニチャーレストラン「P72」
「パティーナ大阪」1階のシグニチャーレストラン「P72」
「パティーナ大阪」1階のシグニチャーレストラン「P72」では、人気のアフタヌーンティー(8000円)も

宿泊以外のサービスも充実している同ホテルには、地元民も利用できる5つの飲食がある。1階のシグニチャーレストラン「P72」では朝食のサンドイッチやコーヒーをはじめ、ティータイムのスイーツやアフタヌーンティーなど、緑豊かな心地よい空間で、1日中食事が楽しめるほか、19階のメインダイニング「イナキ」ではスペイン・バスク料理、鉄板焼きレストラン「馬蘭」では黒毛和牛などの鉄板焼きや懐石料理など、和洋さまざまな料理が楽しめる。

「パティーナ大阪」1階のシグニチャーレストラン「P72」のテラス席
「パティーナ大阪」1階のシグニチャーレストラン「P72」のテラス席

また、19階のティーラウンジ「にじり」では日本茶や和紅茶と合わせて楽しむアフタヌーンティーがお目見え。そして20階にはバー&ラウンジ「SONATA BAR & LOUNGE」がスタンバイ。ヴィンテージオーディオが並ぶ圧巻のソファ席をはじめ、大阪城を望むバルコニー席が設けられ、抜群のロケーションと雰囲気のなか気軽にお酒が楽しめる。

「パティーナ大阪」19階のティーラウンジ「にじり」のアフタヌーンティー(9000円、写真は一部)
「パティーナ大阪」19階のティーラウンジ「にじり」のアフタヌーンティー(9000円、写真は一部)
「パティーナ大阪」20Fのバー&ラウンジ「SONATA BAR & LOUNGE」には絶景バルコニー席も
「パティーナ大阪」20階のバー&ラウンジ「SONATA BAR & LOUNGE」には絶景バルコニー席も

同ホテルの総括総支配人のジョン・ブランコさんは、「素晴らしい時期に、特別な歴史のある場所でホテルがオープンできてうれしい。歴史や文化に経緯を払って、素晴らしいサービスを展開したい」と意気込む。

宿泊や飲食のほか、婚礼やイベントなどの利用も可能。詳しくは公式サイトやインスタグラムにて。場所は大阪メトロ「谷町四丁目駅」から徒歩約7分。

目前に大阪城…立地を最大限に活かした「パティーナ大阪」のチャペル
目前に大阪城…立地を最大限に活かした「パティーナ大阪」のチャペル

取材・文・写真/野村真帆

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