15周年大阪のホテルにフレンチの新店「世界一のマッシュポテト」も

19時間前

「セント レジス ホテル 大阪」のブラッスリー「REGINE(レジーヌ)」では、スタッフが笑顔でお出迎え

(写真13枚)

各線「本町駅」すぐ、開催中の「大阪・関西万博」の会場「夢洲駅」まで電車で1本という好立地で、国海外からのゲストで宿泊予約が好調の「セント レジス ホテル 大阪」(大阪市中央区)。同ホテルの1階レストランが一新、大阪にいながらも、クラシカルなパリの雰囲気を感じるくつろぎの空間となった。

ブラッスリー「RÉGINE(レジーヌ)」
ブラッスリー「REGINE」には通りに面したテラス席も。こちらは海外のゲストからも人気だそう

同ホテルは、2010年10月にオープン。大阪に誕生してからちょうど15周年の節目の年にあたる。3月には各国のマリオットグループのホテルで活躍してきたルナ・バズラチャリャ氏が新支配人に就任し、開業から初めてとなる12階のレセプションの改装をはじめ、館内各所のリニューアルプロジェクトが進められてきた。

「セント レジス ホテル 大阪」
「セントレジス ホテル 大阪」の新たな総支配人はルナ・バズラチャリャ氏

その一環として「地元のみなさんに愛されるレストランに」という願いを込め、4月3日にオープンした新レストランが、ブラッスリー「REGINE(レジーヌ)」。ミシュラン2つ星を獲得し、「なかなか予約が取れない人気レストラン」として知られる「Ryuzu」(東京都港区)のオーナーシェフの飯塚隆太氏が監修し、フレンチの巨匠・ジョエル・ロブション氏のもと、長きにわたり修行を積んだ飯塚シェフのメニューが気軽に楽しめる、大阪で唯一のレストランが誕生した。

「RÉGINE(レジーヌ)」
「REGINE」のシグニチャ―メニュー「牛頬肉の赤ワイン似 根菜のロティを添えて」。その他、魚や海老などのメイン料理もラインアップ

◆ 高級フレンチをカジュアルに…平日限定ランチコースは4600円~

4月に開催されたメディア向けの新レストランお披露目会で飯塚シェフは、今回のレストランオープンについて「自分の六本木の店を閉めて、大阪に滞在し、集中して開店準備を進めてきた。ホテルのスタッフに技術的な指導はもちろん、レストランのコンセプトや、料理人に大切な考え方など、しっかり伝えました。これから、みんなで一緒に愛されるレストランを作りあげてほしい思いを込めて、メニューも書いています」と真剣に語った。

「Ryuzu」のオーナーシェフの飯塚隆太氏
この日のアミューズはシュー生地のグージェールと、新潟のもち米をサクサクに揚げたツナのムース

また、飯塚シェフは国産の食材にこだわり、素材本来の美味しさを味わうためのメニューについて解説。例えば「兵庫県淡路産新玉ねぎのスープ クルトンをのせて」については、「余分な油脂をいれてしまうと、素材の味が消える。このスープは作り立ての香りの良さを楽しんで欲しい。シンプルな料理こそ、シェフの方向性がわかります」と語り、素材感を大切に、クリームを加えずバターと牛乳で仕上げた。なお、スープは季節で2カ月に1回のペースで変わる予定だ。

シェフの方向性がわかるスープ「兵庫県淡路産新玉ねぎのスープ クルトンをのせて」
環境への負荷を考慮し山梨で養殖された「富士の介サーモン」を時間をかけて、自家製でスモークサーモンに
環境への負荷を考慮し山梨で養殖された「富士の介サーモン」を時間をかけて、自家製でスモークサーモンに

また、同ホテルのスタッフも「大好きな味」と話すのは、各方面から「世界一」と絶賛されるジョエル・ロブション仕込みの「マッシュポテト」。

飯塚シェフは「マッシュポテトはロブションでの修業時代にずっとずっと作り続けていたメニュー。ロブションの印象が強すぎて、辞めて10年ほどは自分の店でも一切出さなかった。でも、やっぱりシンプルにおいしいなと改めて思い…こちらでも楽しんでいただけますよ」と笑顔で話す。しっかり煮込まれていながらも、程よい食感の「牛頬肉の赤ワイン似 根菜のロティを添えて」と合わせても良いし、単体でじっくりポテトの味を楽しむ人もいるそう。

これがジョエル・ロブション仕込みの「マッシュポテト」。これが大阪で楽しめるのは「セント レジス ホテル 大阪」だけ
これがジョエル・ロブション仕込みの「マッシュポテト」。これが大阪で楽しめるのは「セント レジス ホテル 大阪」だけ

また、デザートも、同レストランのためのスイーツを複数用意。「レモンクリームを詰めたフロマージュブランのムース 苺を添えて」は、春らしいとてもさわやかな一皿だ。

食後のデザートは別腹!「レモンクリームを詰めたフロマージュブランのムース 苺を添えて」
食後のデザートは別腹!「レモンクリームを詰めたフロマージュブランのムース 苺を添えて」
ブラッスリー「RÉGINE(レジーヌ)」
ブラッスリー「REGINE」の印象的な吹き抜けには、大和美緒氏が手掛けたアート作品「RED DOT(the starry night/星月夜)」が

広報担当者は「ご家族やご友人との集まりや、お祝いなどのシーン、また本町界隈でお勤めの方にもランチ等で気軽にご利用いただけたら。地元大阪のみなさまに、長く愛されるレストランを目指します」と話す。

ブラッスリー「REGINE」は、同ホテルの1階、2階。ランチは11時30分~14時30分(14時ラストオーダー)、平日のコースは4600円~、休日は6500円~。ディナーは17時30分~22時(21時ラストオーダー)、コースは8500円~。いずれも税込、別途サービス料15%がかかる。詳細は公式サイトで確認を。

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