「万博会場内」はバスが便利!予約なしでOK、乗り方は?

『大阪・関西万博』の象徴「大屋根リング」の真下を走る会場内バス「e Mover」(4月16日・大阪市此花区)
USJ約3個分にも及ぶ広大な『大阪・関西万博』の敷地を、ラクラク快適に移動できる会場内バス。移動手段としてはもちろん、車窓からしか見られない景色もポイントのひとつだ。
なかでも、万博の象徴「大屋根リング」の真下を走る瞬間はちょっとした異世界気分を感じられて楽しい。さらに、歩行者は立入禁止となっている「海上に突き出た部分」の道では、木組みと海が一体となった美しい景色を堪能できる。このバス、どのように乗ることができるのだろうか?

■ 乗り方・料金・運行ルートは?

会場内を走るのは、「大阪メトロ」が運行するバス「e Mover」。予約不要な「通常バス」と、予約必須な「自動運転バス」の2種類があるが、今回の記事では「通常バス」について説明する。
各バス停で乗車券を購入し(「e METRO」アプリ及び「Osaka Metro 多言語チケットサイト」にて事前購入も可能)、3〜5分間隔で運行するバスに乗車できる。万博会場への2つの入場口「西ゲート」〜「東ゲート」の間を、約15分ほどのゆっくりとしたスピードで走行する。

乗車券は、各バス停に設置された決済端末から、交通系ICカードまたはクレジットカードのタッチ決済で購入できる。乗車料金は1回利用券が400円、1日乗り放題券が1000円。1日乗り放題券は、係員からリストバンドを購入する。
万博会場を取り囲む外周道路に2つの路線が運行し、「時計回り」、「反時計回り」で巡っていく。合計6カ所のバス停は、2つある入場口「東ゲート」、「西ゲート」の周辺にそれぞれ2カ所ずつの計4カ所と、大屋根リングの両サイドに1カ所ずつ設置されている。
■ バスだけの絶景も! おすすめの使い方を紹介

では、どのような状況で会場内バスが活躍するのだろうか?直線距離で1.2km離れる2カ所の入場ゲート「東ゲート」と「西ゲート」の間を、一気に移動したい場合にその効果を発揮する。今回は、「東ゲート」から入る場合と、「西ゲート」から入る場合の、2パターンの会場内バスの活用方法について紹介する。
(1)大阪メトロ「夢洲駅」に到着→「東ゲート」から入場する場合

「東ゲート」周辺の国内パビリオンや、大屋根リング内側に広がる海外パビリオンを満喫しながら、会場を奥へ奥へと進んで行くと、1日の終わりにはお土産ショップが集結する「西ゲートマーケットプレイス」にたどり着く。
ここから、帰路の「夢洲駅」がある「東ゲート」を目指す場合は、バス停「西ゲート北ターミナル」から「反時計回り」のバスに乗車しよう。
バスならではの景色が楽しめるこの路線は、大阪湾に沈む夕陽や淡路島が一望できる、EXPOアリーナ「Matsuri」の裏側を通過し、弧を描く大屋根リングの下を走行する。「東ゲート南停留所」で降車すれば、「東ゲート」はすぐそこだ。
(2)近隣主要駅からシャトルバスを利用、「西ゲート」から入場する場合

梅田や天王寺などの主要駅から、シャトルバスを利用して到着するのはすべて「西ゲート」。しかし、「日本館」や「大阪ヘルスケアパビリオン」、国内パビリオンが密集するのは「東ゲート」周辺で、正反対まで移動しなければならない。
ここから入場後すぐに「東ゲート」を目指す場合は、実物大ガンダム像の裏のバス停「リング西ターミナル」から、「時計回り」のバスに乗車しよう。
「時計回り」の路線は、6カ所のバス停すべてに停車しないが、1駅で「東ゲート」にほど近い「東ゲート南停留所」に到着することができる。
◇
会場内バス「e Mover」は、「大阪・関西万博」開催期間中運行。予約不要で利用できる「通常バス」に加え、一部の車両で運行する「自動運転バス」は、事前予約が必要なので注意が必要。詳細は公式サイトにて。
※原稿内に一部誤りがありました。訂正して、お詫び申し上げます。
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