梅田で発見!1月に閉館「新阪急ホテルの味」を受け継ぐ場所

「アンダンテ」のパンを販売しているのは1階の「テイクアウトコーナー」。梅田芸術劇場の幕間や行き帰りに利用するのにも便利
2025年1月4日の宿泊をもって、惜しまれつつ営業を終了した「大阪新阪急ホテル」(大阪市北区)。ホテルで親しまれた味を、今も楽しめる場所が梅田にあると聞き、編集部は現場に急行した。
その場所は、同ホテルから徒歩約5分、茶屋町の「ホテル阪急インターナショナル」(大阪市北区)にあった。「大阪新阪急ホテル」と同じ阪急阪神ホテルズグループの系列ホテルだ。そこで受け継がれているメニューとは?

◆ ひとつ目は「大阪新阪急ホテルのパン」
まず紹介する「大阪新阪急ホテルの味」は、「ホテル阪急インターナショナル」の1階入り口からすぐの「テイクアウトコーナー」の一角に受け継がれている「パン」。これはもともと「大阪新阪急ホテル」1階にあったブーランジェリー「アンダンテ」で販売されていたもので、閉館前にはいつも早々に売り切れていた。あのパンが1月25日から新たな場所で復活している。

店頭には「料理と一緒に楽しむパン」をコンセプトにしたハード系のパンを中心とした品ぞろえがずらり。口溶けの良さにこだわった食パン「パン・ド・ミ」、フランス産バターが香り、カリっとした食感がクセになりそうな「クロワッサン パリジェンヌ」、フランスパン生地に3種のチーズを使用し、マッシュポテトを練りこんだもちもちの「トレフォルマッジョ」など、さまざまな食感のパンが並ぶ。


また「パン・ド・クレム」はしっかりしたバゲット生地の中に、カスタードクリームがギッシリ詰まっためずらしいクリームパン。こちらは、同店のハード系のラインアップの中で「お子様と一緒に食べられるパンを」というリクエストに応えて開発されたもの。実際にいただいてみると、食べやすさはもちろん、食べ応えも充分だ。


同ホテルの担当者は「『アンダンテ』は『歩くような速さで』という音楽用語の意味になぞらえ、小麦の吸水率や長時間熟成など、ひとつひとつこだわり抜いたパンを提供しています。現在店頭に並んでいるのは、1種類をのぞき、ほぼ新阪急ホテルと同じラインアップ。ぜひ茶屋町まで足を運んでいただければ。また、パンのお取り置きも電話で受け付けていますので、ご利用ください」と話す。
◆ ふたつ目は「大阪新阪急ホテルのカレー」
そして同ホテルにはもうひとつ「大阪新阪急ホテルの味」をいただける場所が。2階のティーラウンジ「パルテール」は、アフタヌーンティーなどで訪れる人も多い、紅茶のおいしいお店なのだが、実は「大阪新阪急ホテル」で販売されていたカレーが2種楽しめる。

それは、閉館より少し早く2023年に閉店した地下のパブ・ラウンジ「ビーツ」で販売されていた「焼きドライカレー」と「ビーフカレー」。海老やマッシュルームを入れ、スパイスを利かせたドライカレーに、玉子をからめながらいただく「焼きドライカレー」(コーヒーまたは紅茶付き、2200円)、そして欧風カレー「ビーフカレー」(コーヒーまたは紅茶付き、1800円)。いずれも、懐かしいカレーソースポット(通称ランプ皿)でルーが提供される。当時を知らない人も、そのレトロな趣を楽しみたい。

「アンダンテ」のパンを販売する「テイクアウトコーナー」は、昼11時から夜9時まで。ティーラウンジ「パルテール」で「ビーツ」のカレーの提供時間は、昼11時から夕方5時まで。
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