関西から北海道へ。おすすめは大自然×ワイン×グルメの旅[PR]

2024.11.15 10:30

新たなワイナリーが続々誕生!写真は2020年にワイン造りをスタートした十勝の「めむろワイナリー」

(写真9枚)

北海道の観光といえば、海鮮、ジンギスカン、ラーメンなどのグルメ、山や湖をはじめとした絶景や温泉などを思い浮かべる人が多いだろう。それらはもちろん魅力的だが、いま新たに人気を集めているのが「ワイン」だ。

関西国際空港から新千歳空港の飛行時間は、約2時間で便数も多く、実は訪れやすい場所。空港を拠点に、北海道各地のワインの産地を訪ね、広い空と圧倒的な自然のもとで、地域の食材をふんだんに使用したグルメとのペアリングを楽しむ。そんなワイン・ツーリズムを軸にした大人の北海道旅行なら、身も心もリフレッシュできるはず。

◆知ってた?温暖化の影響で、北海道がブドウ栽培好適地に

北海道は気温が低く、以前はブドウの栽培が難しい土地だった。しかし、気候変動の影響もあり、近年は欧州系醸造用ブドウの栽培が盛んに。昼夜の寒暖差が、糖度と酸度のバランスの取れたブドウを育むおかげで、ワインの味わいが年々レベルアップし、2000年以降個性豊かな新しいワイナリーが続々と誕生した。現在多くのワイナリーが集積し、日本産ワインの生産地として注目を集めている。

2021年に創業「上ノ国ワイナリー」。廃校になった小学校をリノベーションし、体育館の面影を残す場所に最新鋭のタンクが並ぶ。また教室はコワーキングスペースとして開放。宿泊設備も整っている

◆ワインとベストマッチ! チーズや肉・魚介などの食の宝庫・北海道

ワインをさらにおいしくしてくれる、北海道各地のグルメ。大地で実る農作物はもちろん、新鮮な肉・魚介、良質なミルクで作るチーズなどを使った料理を、さまざまな場所で楽しむことができる。見学や購入以外に、自社のワインにベストマッチな料理を提供するレストラン併設のワイナリーもある。また、その土地の希少なワインとグルメを一緒に楽しむことができる魅力的なレストランも多数あり、ぜひお気に入りのペアリングを見つけたい。

左上から時計回りに「やぎカフェ」のピザ、「レストランよねくら」のステーキ、「Yoichi LOOP」のニシン鮨、「大地の匠」の4種の牛肉と旬の野菜

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◆どの地域を旅する? 北海道最新エリア解説と注目ワイナリー

日本の国土の約22.1%を占める北海道はとにかく広い。その広さは大阪の約43倍。そのため、ひと口に北海道といっても環境はさまざま。それぞれの環境を活かし、各ワイナリーが個性豊かなワイン造りを行っている。近年では特に余市・仁木エリア、函館を中心とする道南エリア、そしてこれまでワイナリーが少なかった十勝・オホーツクエリアで、風土を醸すワイナリーが増加中だ。

そんな個性豊かなワイナリーを、観光スポットとして楽しむ人も増えている。ワインの購入や、製造工程やワイン畑の見学だけにとどまらず、レストランやカフェ、宿泊などの施設、動物とのふれあいや、ブルーベリー狩りなど各種アクティビティを実施している場所も。ワインに詳しくなくても、自分にあったお気に入りのワイナリーをきっと見つけられるはず。

道央エリア、道南エリア、道北エリア、道東エリア、広い北海道にはエリアごとの特徴がある

【道央エリア】北海道のワイナリーの多くが集中する道央が、今アツい!

余市・仁木、空知には、大小さまざまなワイナリーが点在し、1日で数カ所を巡ることができる。もともと果樹栽培が盛んだった余市・仁木エリアでは、個性豊かなワインを醸造する小規模ワイナリーが次々と誕生。札幌市内から車で1時間圏内、岩見沢市や三笠市などを含む空知エリアには、20年以上の歴史を持つワイナリーもあり、新旧のワイナリー巡りが楽しめる。

道央エリア注目ワイナリー<ドメーヌ・ブレス>北海道余市郡仁木町

緑豊かな森と川に囲まれながら自然と共生するワイナリー「ドメーヌ・ブレス」

日当たりのいい斜面に美しく手入れされたブドウ畑、その麓には醸造所と週末限定でオープンするカフェ、宿泊可能なコンドミニアムがある。2020年から自社の醸造所でワイン造りをスタート。ピノ・ノワールやシャルドネ、ソービニヨン・ブラン、をはじめ十数種類のブドウを栽培し、できるだけ自然に近い状態を大切にしたナチュールワインを造っている。代表銘柄は「MUSUBI(結)」。

【道南エリア】開拓使時代からの果樹栽培発祥の地。老舗ワイナリーから注目の新星まで

道南エリア注目ワイナリー<はこだてわいん>北海道亀田郡七飯町

道南地域の醸造文化を見つめ続けてきた「はこだてわいん」が、自社圃場で栽培するヨーロッパ系品種のブドウ

1973年誕生の道南初のワイナリー。ヨーロッパ系品種を中心に醸造し、日本人の味覚と日本料理に合う「日本のワイン」造りに定評がある。手頃なテーブルワインから、北海道産ワイン専用品種100%の「北海道100シリーズ」、酸化防止剤を使用しないワインまで年間約65万本を生産する。

【道北エリア】観光地として人気の富良野エリアに、ここ数年で自然派ワイナリーが誕生

道北エリア注目ワイナリー<ドメーヌ・レゾン>北海道空知郡中富良野町

「ドメーヌ・レゾン」では放牧場を自由に歩くヤギが、のどかな風景をつくり出している

「ヤギとつくるワイナリー」をテーマに、自然と共存するサステナブルなワイン造りを実践。ワイナリーのある中富良野町と隣接する富良野市のブドウ畑で、ソーヴィニヨン・ブランやピノ・ブラン、ピノ・ノワールなど11品種を栽培。ワイナリー見学のほか、食事やカフェ、ヤギのミルクやり体験など、家族連れも楽しめる場所。

【道東エリア】道産ワインの夜明けは道東から。雄大な自然が育む海の幸、山の幸も充実

道東エリア注目ワイナリー<十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)北海道中川郡池田町

「十勝ワイン」は独自開発した山ブドウ系ワイン用品種「山幸」は寒さに強く、2020年には道内で複数のワイナリーが栽培。現在国際ブドウ・ワイン機構に登録され、今後世界に広がる可能性も

1963年誕生の日本初の自治体経営ワイナリー。ブドウの品種開発から栽培、ワインの醸造、販売まで一貫して行う。瓶内二次発酵によるスパークリングワイン「ブルーム」、製造開始から60年を迎えるブランデーなど、食前酒から食後酒まで幅広い商品ラインアップ。

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◆ワイン以外の生産も盛り上がる「酒どころ」北海道

近年はワイナリー以外にも、日本酒の酒蔵が次々と誕生するなど、今や「酒どころ」として注目を集める北海道。クラフトビールや、焼酎、ウィスキー、ブランデーにシードルなど、徹底して品質を追求する取り組みが北海道内各地で始まっている。各エリアのワイナリーや蒸留所、ビール工場等を訪れて、北海道の雄大な風土に酔いしれてみませんか?

地元富良野産のブドウで製造する「ふらのワイン」工場では、製造工程、熟成庫の見学ができる

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※ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。妊娠中や授乳期の飲酒はやめましょう。

提供/(公社)北海道観光機構

画像・情報/WEBサイト「北海道に酔いしれて」

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