ファッションブランド「ユニクロ」（代表：柳井 正）が開催する地域限定のイベント『大阪祭』。毎年恒例となりつつあるイベントが今年も、８月９日から２週間限定で開催される。

■ 「大阪」がテーマ、おもしろＴシャツ続々

２０２１年から「大阪を元気にしたい」というコンセプトのもとスタートし、大阪をイメージしたユニークなデザインのグッズが毎年注目を浴びている同イベント。

今年は新たに「大阪×芸術」をテーマに加え、幸運を呼ぶ存在として親しまれる「ビリケンさん」をテーマにしたポップカルチャーイベント『ＢＩＬＬＩＫＥＮ ＣＲＥＡＴＯＲＳ ＯＳＡＫＡ』とコラボ。また、２０２３年好評だった「大阪芸術大学」とコラボした「ＵＴｍｅ！Tシャツ」も販売される。

コラボＴシャツは、学生たちが作成したデザインを大阪府内のユニクロ販売員が投票し、そこで選ばれた上位４デザインを採用するというもの。今回は「大阪をテーマにしたおもしろいＴシャツ」をテーマに２１デザインが提出された。

同大学の森教員は「大阪といえばコテコテなイメージがあるが、そのイメージを若い学生がデザインしたらどうなるかというチャレンジだった。見事そのコテコテを、かわいいポップに置き換えてくれたのでは。大阪人が胸を張って着れる大阪Ｔシャツになってほしい」とコメントした。

期間中は、大阪府内の店舗でTシャツデザインを使用した特製うちわを配布。また、商品を７０００円以上購入するごとに、昨年の大阪祭でもっとも反響があった「大阪城柄」や描き下ろしイラストを使用した５種類のノベルティから好きなアイテムを選ぶことができる（いずれも無くなり次第終了）。

「ユニクロ大阪祭」は８月２２日まで開催中。大阪府内のユニクロ店舗・６３店で実施される。

取材・文・写真／つちだ四郎