京都水族館に新エリア、「大人も遊べる」体験型スペース誕生

7月20日にオープンした「京都水族館」2階の新エリア「ミテッテ」
「京都水族館」(京都市下京区)に7月20日、「いきもの、飼育スタッフとの距離がもっと近づく」をコンセプトにした新エリア「ミテッテ」がオープン。大人も楽しめるワークショップスペースや、普段見ることのないスタッフのロッカー展示などが登場した。
「ミテッテ」は、2階の「交流プラザ」だった場所を改装して誕生。いきものをもっと見てほしい、展示をじっくり見てほしいという思いを、関西弁の「見て(い)って」に込めて「ミテッテ」と名付けられた。
旧交流プラザではこれまで、チンアナゴやクマノミなどを間近で観察できる水槽展示を設置してきたが、今回のリニューアルで新たにいきもの以外のさまざまな展示を追加。
2012年の開館当初から続くワークショップの歴代工作品を飾ったシンボルツリー「ワークショップの木」、飼育スタッフが日々いきものと接するなかで見つけた「たからもの」を閉じ込めたロッカー型の展示「飼育スタッフの部屋」、大人も子どもも楽しめる新ワークショップが仲間入りした。

自由に開けて楽しめる「飼育スタッフの部屋」を見ていた親子連れは、「裏側的なところを見ることはなかなかないので楽しい」と話し、見入っていた。
7月24日には「ミテッテ」初の特別ワークショップが開催。館内の魚名板や入館チケットの絵を担当する魚譜画家・長嶋祐成さんを講師に迎え、「山紫水明」エリアで飼育されている希少魚を描いた。午前午後で参加した約30人には大人も多く、モデルの魚をまじまじ眺めたり、絵の具を見定めたりと没頭していた。夏休みに入り多くの来館者でにぎわうなか、オープンスペースとあって通行人も「おもしろそう」「やってみたい」と興味津々(空き枠があれば直前でも申し込み可能)。

広報の藤原さんによると今後もさまざまな企画を実施していくといい、近々だと9月9日の「オオサンショウウオの日」を盛り上げる特別なワークショップを予定しているそうだ。
取材・文・写真/脈 脈子
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