奇跡の初来日公演、大阪で実現! 80-90年代シーンを席巻、スーパーデュオ[PR]

数多くのヒット曲を手がけたスーパーデュオ
ジャネット・ジャクソンから宇多田ヒカルまで。1980年代前半から近年に至るまで数多くのアーティストの大ヒット曲を手がけ、40年以上に渡って第一線で活躍を続ける問答無用のスーパー・プロデューサー・デュオが、8月1日、「ビルボードライブ大阪」(大阪市北区)に登場する。
グラミー賞通算5回の受賞歴を誇り、最優秀プロデュ―サー賞のノミネート回数も11回と史上最多。あのクインシー・ジョーンズとデヴィッド・フォスターですらも7回と考えれば、彼らの業績がどれほど破格のものであるかが改めてよくわかるだろう。

■ プリンスのバンド「ザ・タイム」に抜擢されデビュー
米国中部のミネアポリスを拠点に音楽活動をスタート、同郷のスターだったプリンスに才を認められ、1981年にザ・タイムのメンバーとしてデビューしたジミー・ジャム&テリー・ルイス(以下、ジャム&ルイス)。プリンス・ファミリーの一員として順調なキャリアを歩み始めたものの、殿下に内緒で外部プロデュース業をおこなうようになったことからやがてバンドを解雇され、本格的にプロデューサーの道へ。
しかし、結果としてはそれが功を奏し、後にビーツ・インターナショナルらによる好カバーでも世代を越えて親しまれたS.O.S.バンド『Just Be Good To Me』(1983年)、シェレール&アレキサンダー・オニール『Saturday Love』(1985年)などのヒット曲を次々と手がけて成功を収めた。
■ ジャネット・ジャクソンとのタッグでヒット作を連発
そんな彼らの名声を不動のモノとしたのが、全面的に制作に関わったジャネット・ジャクソンの1986年発表のアルバム『Control』だったのは衆目の一致するところ。ファンクやソウルに精通した演奏力やソングライティング力の高さと、リズム・マシンやシンセを駆使したデジタル・サウンドへの造詣の深さを兼ね備えたジャム&ルイスのサポートを得て、結果として『Control』は全9曲中7曲がシングル・カットされるという驚異的なヒットを記録。
ジャネットとは、その後も20年近くにわたってタッグを組みながらヒット作を連発し、ビヨンセやジャネール・モネイをはじめとする後進のR&Bシンガーたちにも計り知れない影響を与えた。また、同時期には英国のヒューマン・リーグのメロウなヒット曲『Human』(1986年)なども手がけ、80年代後半のMTVポップ全盛期をジャンルを越えて席巻した。
■ 日本では宇多田ヒカルなど、90年代もトップ・プロデューサーとして
90年代に入ると自らが主宰するレーベルからサウンズ・オブ・ブラックネスらを世に送り出す一方で、ボーイズIIメンの人気曲の一つとして親しまれる『On Bended Knee』(1994年)やメアリー・J・ブライジがナズをフィーチャーした『Love is All We Need』(1997年)などのヒット曲を数多く手がけ、R&B全盛の時代を迎えた後もトップ・プロデューサーとして牽引。
この頃にはベイビーフェイス、パフ・ダディといった彼らより若い世代のプロデューサーも台頭し、楽曲プロデューサーが誰であるのかがより重視されるようになった時代にも確かな実績を残した。また、日本の音楽ファンにとっては、宇多田ヒカルがより本格的なR&Bテイストを示した初期の代表曲である『Addicted To You』(99年)、『Wait&See ~リスク〜』(2000年)を手がけたのがジャム&ルイスだったことも忘れられない。
2000年代に入ってからもマライア・キャリーやアッシャーの大ヒット曲、少し意外なところではグウェン・ステファニー『原宿ガールズ』(2004年)も彼らの仕事であり、改めて振りかえってみても80年代、90年代、2000年代を跨いで最先端のヒットメイカーであり続けた怪物プロデューサーぶりは驚異的というほかない。
一方で、2007年にはチャカ・カーンが衰えを知らない健在ぶりを示して高い評価を集めた会心作『Funk This』で彼女を支えたのもジャム&ルイスであり、新旧のファンを唸らせるプロダクションでグラミー賞を獲得。2011年にはオリジナル・セブンと名を変えて、原点であるザ・タイムの再結成アルバムを発表したことも話題を集めた。
そして、2011年にはジャム&ルイス名義で初となるアルバム『Jam&Lewis:Volume One』を発表し、ボーイズⅡメン、マライア・キャリー、メアリー・J・ブライジといった彼らが過去に手がけてきた面々からベイビーフェイス、ザ・ルーツ、モーリス・デイといった豪華な顔ぶれを客演に迎えた集大成的内容で、衰えることを知らない最新サウンドを提示。翌年には「ロックの殿堂」入りも果たし、改めてそのキャリアの偉大さを広く知らしめたのはまだ記憶に新しい。
■ 鉄壁の布陣で来日、伝説化必至のステージに
過去に宇多田ヒカルのツアーにゲストとして参加したことなどはあったものの、ジャム&ルイス名義では記念すべき初来日公演となる今回のビルボードライブ・ツアーは、80年代以降の音楽シーンを常にリードしてきた彼らの真髄に触れることのできる貴重なものとなるだろう。
40年以上に及ぶキャリアのなかであまりにも多くのヒット曲を世に送り出してきた人たちだけに、どんなセット・リストで臨んでくるかはまったく予測不能だが、どのような切り口でもあらゆるR&Bファンを満足させるスペシャルな内容となるのは間違いないところ。
ヴォーカリストにはルーベン・スタッダードとシェレーエという彼らとの関わりも深い2人の実力派シンガーが帯同し、音楽ディレクターにジョン・ジャクソンを起用した鉄壁の布陣でやってくることが決まっており、デュエット曲を含むあらゆる楽曲に対応可能な編成で、その本領を存分に発揮してくれるだろう。

会場はアーティストとの距離が近く、極上の音環境を堪能できる至高のハコ「ビルボードライブ大阪」。80年代以降の洋楽ポップスに親しんできた方なら誰もが一度は耳にしたことがある稀代のスーパー・プロデューサー・チームが繰り広げる伝説化必至のステージを、どうかお見逃しなく。
公演は8月1日、夕方時開演/夜時開演の2ステージ。料金はサービスエリア、カジュアルエリアともに20000円〜(東京公演は7月28日から30日)。
文/吉本秀純
提供/阪神コンテンツリンク
Jimmy Jam & Terry Lewis
日時:2024年8月1日(木)
時間:1stステージ=17:30〜、2ndステージ=20:30〜
会場:ビルボードライブ大阪(大阪市北区梅田2-2-22 ハービスエントB2)
料金:サービスエリア20000円〜、カジュアルエリア20000円〜 ※飲食代は別途
電話:06-6342-7722
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