大河ドラマ「光る君へ」第１２回あらすじ・思いの果て

2024.3.18 19:45

一筋の涙を流すまひろ（吉高由里子）(C)NHK

(写真5枚)

女優・吉高由里子が主演を務め、平安時代に長編小説『源氏物語』を生み出した女流作家・紫式部（ドラマでの名前はまひろ）の生涯を描く大河ドラマ『光る君へ』（ＮＨＫ）。「思いの果て」と題する第１２回（３月２４日放送）では、かねてより道長に持ち上がっていた縁談が周囲の思惑によって進められていく。

■前回のあらすじ

藤原兼家（段田安則）のクーデター計画により、花山天皇（本郷奏多）は退位し、新たな帝には一条天皇（兼家の孫である懐仁親王）が即位。右大臣から摂政となった兼家は強大な権力を手にする。

その影響で、まひろ（吉高由里子）の父・為時（岸谷五朗）は再び官職を失うこととなった。まひろは諦めきれずに父の復職を兼家に直談判するが、兼家からは「一度自分に背いた者に情をかけることはしない」と言い放たれる。

兼家の一族が栄華を極める一方で、まひろは家計を支えるために屋敷の下女に暇を出し、自ら家事や畑仕事に励んでいた。そんなある日、逢瀬のために廃邸を訪れたまひろは道長から求婚される。身分の違いから本妻にはできないが、まひろを一番愛していると必死に伝える道長。しかし、まひろは道長を愛していながら妾になることを受け入れられず、２人は決別する。