武庫之荘「リビエール」が大阪進出、話題のラングドシャ缶を販売

2024.3.1 16:00

3月1日にオープンした「リビエール 大丸梅田店」

(写真5枚)

兵庫県・武庫之荘の人気パティスリー「リビエール」(兵庫県尼崎市)が3月1日、百貨店「大丸梅田店」(大阪市北区)内にオープン。本店、東京店に次ぐ3カ所目の常設ショップとなり、大阪には初進出となる。

スイーツ激戦区と言われる武庫之荘で1982年から続く「リビエール」。店のルーツでもある看板商品は、職人が一枚一枚焼き上げるサクサク軽い食感とバニラの香りが特徴のラングドシャ。2代目の西剛紀シェフが店を引き継いだ際、製造の効率面から一度は生産をやめていたものの、多くのリクエストの声を受けて復活した。2019年に愛らしい猫デザインの缶に詰めて販売したところ、SNSや通販サイトの口コミで全国的に広がり、知名度を上げた。

「今までは地元のお客さまを中心に愛されていたケーキ屋でしたが、大阪、また百貨店に出店することによって、もっとこのラングドシャのおいしさを知っていただけるようアピールしていきたい」と、同店社員の山内さん。

一番人気の「ラングドシャ(猫缶)」(240g・3450円)。素朴な味の薄焼きクッキーが、缶にぎっしりと詰められている

「大丸梅田店」は、そんなラングドシャに特化したショップとなり、人気の猫缶(240g・3450円)と手軽な紙パッケージ(90g・900円)、さらに新フレーバーの「エスプレッソ」(3450円・猫缶)が並ぶ。また、今後もさまざまなフレーバーを発表していくという。

初日のオープン直後にはまとめ買いをする人も多く、南大阪から来たという40代女性は「インスタで知っていたが、本店までは行き難かったので大阪に来てくれてうれしい。缶がかわいくてプレゼントにいいですね」と喜びを口にした。

場所は「大丸梅田店」地下1階の和洋菓子売場、営業時間は朝10時〜夜8時。生菓子の取り扱いはなし。

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