ブギウギ第22週振りかえり・あ〜しんど♪

新曲「買物ブギ」を披露するスズ子(趣里)(C)NHK
「ブギの女王」と呼ばれるスター歌手となったヒロインが、戦後の日本をブギのリズムで明るく照らす姿を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。3月2日の放送では、「あ〜しんど♪」と題する第22週(2月26日〜3月1日放送)を振りかえる。
■ 家政婦の大野が来て半年、さらなるヒット曲を求められる
昭和25年(1950年)春、ヒロイン・スズ子(趣里)の家に家政婦として大野(木野花)がやってきて半年が経った。愛娘を安心して預けられる大野はスズ子にとって心強い存在となっており、スズ子の娘・愛子(小野美音)もすっかり懐いていた。

一方、『東京ブギウギ』をはじめとする数々のヒット曲を飛ばしてきたスズ子だが、レコード会社との打ち合わせではこれまで以上の大ヒットを求められてしまい頭を悩ませていた。その帰り道、スズ子は大野を紹介してくれたお礼を伝えに、「ブルースの女王」とよばれる歌手・茨田りつ子のもとを訪ねる。
楽屋でお茶をしながら、りつ子から昔からの知り合いだったという大野の過去を聞くスズ子。元はりつ子の実家の呉服屋で女中をしていたという大野だったが、その後戦争で家族を失ってしまい、再会した時には以前の溌剌とした姿は見る影もなかったのだという。
そこで「スズ子ならば彼女の気持ちを分かることができ、また、大野だからこそスズ子の力になれるのでは」と感じて大野を紹介したのだと話すりつ子。りつ子の真意を知ったスズ子は、これまで以上に大野への思いを深めるのだった。
■ タナケンの入院、そして亡き恋人の母・トミが逝去
それからまもなくして、スズ子にとって演劇の師匠であり、日本を代表する喜劇役者として「喜劇王・タナケン」とよばれる棚橋(生瀬勝久)がケガで入院する。棚橋の入院を知ったスズ子は、マネージャーの山下(近藤芳正)と見舞いに行く。訪ねてきたスズ子に対して棚橋は、右足の古傷が悪化して立つのも辛いと言い、自分が客から忘れ去られてしまうのではないかと不安だと話し出す。

棚橋の喜劇役者としての苦しい胸の内を聞いたスズ子は、その姿に圧倒され、「負けてられへん」とつぶやく。しばらくして、スズ子は、新曲の相談をしに作曲家の羽鳥(草彅剛)を訪ねるが、羽鳥はブギのモチーフもネタ切れになってしまったという。しかし、帰り際にスズ子が買物リストを思い出してはつぶやく様子に、羽鳥はあるアイディアをひらめくのだった。
羽鳥のもとから帰宅したスズ子は、亡き恋人の愛助(水上恒司)の母であり、「村山興業」の社長・トミ(小雪)が肺結核で亡くなったと知らせを受ける。スズ子は、トミにとって孫娘である愛子を連れて葬儀に参加し、久しぶりに社員の坂口(黒田有)や矢崎(三浦誠己)とも再会する。一方、長年トミと仕事をともにしてきた山下は、遺影の前にたたずみ、ある決心を心に固めていた。

■ 山下が引退宣言、新しいマネージャーとして甥を紹介
数日後、スズ子は羽鳥より「買い物」からインスピレーションを受けたという新曲『買物ブギ』を渡される。これまでになく難しい歌に苦戦するスズ子のもとに、山下が改まって訪ねてくる。スズ子と自分の縁を繋いだ愛助、そしてトミが亡くなって心の糸が切れてしまったと話す山下は、スズ子のマネージャーの職を引退したいと申し出るのだった。そして数日後、後任のマネージャーとして自分の甥の柴本タケシ(三浦獠太)を連れてくる。

初めは拒むスズ子だったが、山下の説得でしぶしぶタケシをマネージャーとして受け入れることにする。翌日、スズ子は羽鳥から完成した『買物ブギ』の譜面を受け取りに向かうが、多忙な羽鳥は初披露のステージに指揮者として参加できそうにないといい、スズ子は日帝劇場の舞台にて初めて一人立ちすることになる。
不安を抱きながらもワンマンショーに向けて稽古や衣装合わせが続くスズ子だが、仕事中に居眠りしたり、口だけ達者でお調子者な一面など、どことなく頼りないタケシの姿に不信感が募るのだった。
そして迎えたショー当日、タケシは寝坊して遅刻してしまう。遅れて楽屋にやってきたタケシにスズ子は、「自分のステージをよく見ておくように」と伝える。これまで「福来スズ子」を育ててきた、羽鳥や棚橋、そして山下たちの思いを胸に、圧巻のステージを届けるスズ子。
そして、初めてスズ子のステージを目にし、彼女が自らの背中を見せて「歌の力」を教える姿に深く感じ入ったタケシは、マネージャーとして覚醒するのだった。
本作は、『東京ブギウギ』など数々の名曲で一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌や踊りを心から愛するヒロインが昭和を代表するスターとなり、激動の時代を生き抜いていく物語。
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