「憧れですよ、道標です」桂雀々が文枝への思いを語る
2024.1.3 10:00

大阪市出身の上方落語家・桂雀々、写真は「四天王寺」(大阪市天王寺区)五重塔前にて
(写真2枚)
2月24日に「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)で『桂雀々独演会 春待ち、お喋り公演』を開催する桂雀々。昼の部では「天王寺詣り」を、夜の部では「猿後家」をそれぞれメインに披露するほか、ゲストに六代目・桂文枝を迎える。
創作落語のパイオニアとして、傘寿を迎えてもなお精力的に落語を作り続けている文枝。その数は300席をゆうに超えている。「師匠と創作のお話させてもらったときに、すごいパワフルやなと思って。師匠は生活の香りがする噺を作りはるのがめちゃくちゃ上手。今回、80歳の創作落語を聞かせてくれませんやろかとお願いしたら、2つ返事で受けてくださいました」

雀々にとって文枝は、若いころから畏怖の念を抱く存在だった。「でも今でこそ穏やかになられて、話もしやすくなりました。だから、今回は甘えさせていただき対談もしたいと思っています。師匠がメディアに出ていた頃、まさしくスターの時代の活躍ぶりや、苦労話もいろいろと聞いてみたいですね」
上方落語界において、文枝は83歳の桂福團治に次ぐ年長者。「こういう形で年を重ねていきたいなという憧れですよ、道標です。年齢が年輪となり、面白いだけでなく深みのあるお喋りが出来る。体力があって、頭もよく回り、笑いのツボもしっかり抑えて、お客さんを喜ばせる。こんな贅沢なことはないですよね。生の文枝師匠を観られるのも貴重ですよ!」と、文枝への思いを明かす。
◇
『桂雀々独演会』は2024年2月24日に「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)にて上演される。チケットは5000円で、昼12時と夕方16時の2回公演。ゲストは昼夜とも桂文枝。トークもあり。
取材・文・写真/岩本
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