国宝・彦根城がアートに輝く、タンポポを「天守」に投影

2023.10.19 18:30

滋賀県にある国宝・彦根城の天守がデジタルアートに染まるアートプロジェクト『DANDELION PROJECT』

(写真1枚)

国宝・彦根城(滋賀県彦根市)で11月11日より、光の演出で天守閣を彩るアートイベント『ダンデライオンプロジェクト』が開催される。

1606年、徳川家康の命によって築城された「彦根城」。琵琶湖の東側、湖畔の小高い丘に築かれた彦根城は、井伊直政の居城として知られる。江戸時代以前に建てられた現存する天守はたった12基で、彦根城はそのうちのひとつ。歴史的に見ても貴重な建造物だ。

アートイベントは、週末の夜間拝観イベント『秋彩(あきいろ)の彦根城 夜間特別公開』の一環で実施。プロジェクションマッピングの企画などを手がけるクリエイティブカンパニー「ネイキッド」がデジタルアートの演出を担う。

期間中は、国宝に指定されている彦根城・天守の石垣にタンポポのアートオブジェ『DANDELION』を投影。『DANDELION』はアーティスト・村松亮太郎による彦根城と世界中をネットワークでつないだアートプロジェクトで、スマートフォンをかざすとタンポポの綿毛が石垣に映し出されるという。リアルタイムでデジタルの花を届けることができる参加型アートで、世界平和への願いも込められている。

期間は11月11、18、19日、23〜25日、12月2日、9日。時間は夕方6時〜夜8時(最終入場は夜7時30分)。観覧料は大人600円、小中学生200円。

『DANDELION PROJECT』

期間:2023年11月11日(土)、18日(土)、19日(日)、23日(金)、24日(土)、25日(日)、12月2日(土)9日(土)
時間:18:00〜20:00(最終入場19:30)
会場:彦根城(滋賀県彦根市金亀町1-1)
料金:大人600円、小中学生200円

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