兵庫・六甲で絶滅危惧種「ヒゴタイ」が見頃、8月下旬まで

2023.8.15 07:00

「六甲高山植物園」で見頃のヒゴタイ

(写真1枚)

鮮やかなブルーと、てまり型の花が特徴の植物「ヒゴタイ」。絶滅危惧種のこの植物が、「六甲高山植物園」(神戸市灘区)で見頃を迎えている。

トゲのような小さな花がたくさん集まり、球体を作り出すキク科の植物・ヒゴタイ。やや乾いた草原に生える高さ1mほどの多年草で、かつては広島や九州など西日本を中心によく見られていたが、生育場所である草地の減少により現在では数が減ってきている。

同園のお花畑のエリアで黄色のオミナエシと一緒になって夏風に揺れる様子は、どこか涼しげで秋の到来を感じさせる。見頃は8月下旬まで、開園時間は朝10時〜夕方5時。入園料は、中学生以上900円 、 4歳~小学生450円。

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