植物をこよなく愛する主人公・万太郎が迫りくる激動の時代を、たくましく天真爛漫に生き抜く連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。８月１１日放送の第９５回では、万太郎は友人の力も借り、採集旅行で見つけた植物が新種であることを突き止めるシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

遍路宿の少年・虎鉄（寺田心）の案内で珍しい植物と出会った万太郎（神木隆之介）。採集旅行から帰った万太郎はさっそく研究をはじめる。それから半年が過ぎ、研究に友人の波多野（前原滉）と藤丸（前原瑞樹）も加わる。

採集旅行で見つけた植物が属・科ともに新発見であることが判明し、万太郎は「ヤッコソウ」と命名。さらに、虎鉄から新たな植物標本が送られてくる。植物を通して人と繋がれた万太郎は「わしは一人じゃない」と喜びを噛みしめ、そんな万太郎に妻・寿恵子（浜辺美波）も安堵するのだった。

万太郎が採集旅行で出会った虎鉄の名前を新種の植物に名づけ、それをきっかけにほかの植物標本が送られてくるという、植物を通した新たな交流が描かれた今回の放送。

大学を追われ１人で研究をはじめた万太郎だけに、ＳＮＳでは「うぉ～～万太郎良かったね」「虎鉄くんも仲間になった！」「虎鉄くん有能すぎる」など、虎鉄という新しい協力者との出会いに喜びの声が相次いでいた。

さらに、虎鉄役を演じる寺田には、「いい演技する子だなぁと思ったら心くん」「虎鉄くん役の子、自然な演技で只者じゃないと思ってたら寺田心くんかあ」「心くん大人っぽくなって･･･」など、驚きと称賛の声が寄せられている。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。８月１４日放送の第９６回では、万太郎が全国の植物愛好家たちと手紙でやり取りをはじめる。土曜日はその週の振りかえり。

文／つちだ四郎