兵庫県全域を盛り上げる! 大型観光事業・兵庫DCがスタート

2023.7.1 18:30

観光列車「WEST EXPRESS 銀河」出発見送りのシーン

(写真5枚)

兵庫県とJRグループなどがおこなう観光事業『兵庫デスティネーションキャンペーン』(兵庫DC)が、7月1日より開催。JR神戸駅でオープニングセレモニーがおこなわれ、多くの人が見守った。

「兵庫テロワール旅 ―私の感動、その先へ。―」をキャッチフレーズに、兵庫県全域でおこなわれる同キャンペーン。観光列車の運行、世界遺産・国宝「姫路城」の特別公開、ジャズイベントなどの多彩なイベント・体験ツアーが用意され、県内観光を盛り上げる。

この日、特別運行された観光列車「WEST EXPRESS 銀河」が、会場のJR神戸駅のホームに到着。オープニングセレモニーで、齋藤元彦兵庫県知事は「観光地や食文化の背景、歴史、営んできた人たちの努力などを知っていただくことが、新しい観光の姿だと思っております。今回のキャンペーンが、兵庫県の新たな観光を作っていく大きなきっかけになると思っております」と、意気込みを語った。

また、同キャンペーンに合わせ、県内の老舗駅弁店による駅弁2種が登場。「淡路屋」は甲南大学・関西国際大学生と「#まるっとひょうご 五国いなり」(1200円)、「まねき食品」は関西学院大学生と「兵庫の味力 まるっとちらし寿司 ミルベルフルール」(1500円)と、それぞれ開発したという。

どちらの弁当にも、神戸牛や丹波黒豆などの兵庫の食材がふんだんに使われており、まさにまるっと兵庫が味わえる。また、脱プラスチックを意識したエコ容器にも、大学生たちのこだわりが詰まっているとのこと。

左から「兵庫の味力 まるっとちらし寿司 ミルベルフルール」(1500円)、「#まるっとひょうご 五国いなり」(1200円)

兵庫五国の食材を、5個のいなりに可愛らしく盛り付けた淡路屋のお弁当について、関西国際大学の福永さんは「移動中に楽しくなれる駅弁を作りたいというのがまずあって、可愛らしいものを考えました。家族や友達と分け合えるようになっていますので、ぜひ分け合って楽しんでもらいたいです」と話した。同駅弁は、新神戸駅などのJR 駅構内駅弁販売店舗などで販売予定。

『兵庫デスティネーションキャンペーン』の期間は9月30日まで。観光列車は「うみやまむすび」のほか、「サロンカーなにわ」車両を使用した「兵庫テロワール旅号」も運行(「WEST EXPRESS 銀河」と「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は販売終了)。そのほか、県内JR各線が3日間乗り放題になる「ひょうご☆乗り放題パス」(大人8000円)なども販売される。詳細は公式サイトにて。

取材・文・写真/太田浩子

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