今いちばん気になる舞台女優・sara「軽い存在でいたくて」

2023.7.2 20:15

ミュージカル『ファントム』に出演する女優sara

(写真8枚)

「ルーツが分からないってなんだかいいですよね」と、自身の芸名について話すsara。2000年生まれ、兵庫出身のミュージカル女優だ。

2023年2月に華々しくグランドミュージカルデビューを飾ったと思えば、7月に開幕するミュージカル『ファントム』ではヒロインに大抜擢。

本作への意気込みはもちろん、「突如現れた期待の星」とも言えるsaraをもっと知るべく、質問をいろいろと投げかけてみると・・・「原点は早稲田大学」で「生粋のオーディション好き」など、いろいろなエピソードが飛び出してきた。

写真/バンリ

■ 「人生のなかで1番大きな出来事だった」

──saraさんの認知度がグッと上がったきかっけミュージカル『ドリームガールズ』は2023年3月に幕を閉じました。初のグランドミュージカル、そして主要キャストでの出演と、周りの反響も大きかったのではないでしょうか?

大きかったですね、予想以上にいろんな人が見に来てくれていて。「あの人も来てたんだ!」みたいな。

──始まる前と終えた後で、世界の見え方って変わったりしましたか?

制作発表から数えると半年間くらいの長いプロジェクトで・・・かつ自分にとってはすべてが初めてだったので、1回1回ぶつかっては「うお〜」、ぶつかっては「うお〜」とエネルギーを消耗し続けていました。あれを乗り越えられたというのは、人生のなかで1番大きな出来事で、多分これからの自信になるだろうなぁという感じですね。

ミュージカル『ドリームガールズ』で感じた手応えを振りかえるsara

──あの作品はひとりの女の子が立派な女性として成長していく物語ですが、なんだかsaraさんの成長を客席から目撃しているような不思議な感覚もあって。

『ドリームガールズ』は女性のお話なので、座長の望海風斗さんはじめ、女性の先輩方にたくさん助けて頂いたんです。距離感が近かったのもあって、プレッシャーに対してどう打ち勝っていくのか? だったり、舞台に対するメンテナンス、気持ちの持ちようなども教えてもらい、自分の先をゆく先輩たちの姿から元気や勇気をもらいました。そしてそういう女性が3人もいて、すごくありがたい環境でグランドミュージカルができたなと思います。

ミュージカル『ファントム』

会場:梅田芸術劇場メインホール(大阪府大阪市北区茶屋町19-1)
期間:7/22(土)~8/6(日)
料金:S席1万4000円、A席9000円、B席5500円

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本