らんまん・女性陣の活躍に、SNS称賛「みんなカッコいい」

2023.6.16 19:45

ダンスを披露するクララ(左、アナンダ・ジェイコブズ)、寿恵子(右、浜辺美波)(C)NHK

(写真6枚)

天真爛漫な主人公・万太郎が、植物学を学ぶため上京する連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。6月16日放送の第55回では、寿恵子が舞踏練習会に出場するシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

印刷所の大畑(奥田瑛二)に自身の釣書を渡した万太郎(神木隆之介)。大事な釣書を託された大畑は、大安の日を待って、寿恵子(浜辺美波)が働く「白梅堂」を訪れる。

一方、寿恵子は舞踏練習会の発足式に参加し、ダンスを披露する。ダンスを外交手段にしようとする高藤(伊礼彼方)の考えを、きっぱりと否定した寿恵子。高藤のもとで暮らすという申し入れを断り、万太郎が待つ長屋へと向かうのだった。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1669483926920785922

今回の放送では、寿恵子が西洋化で他国に対抗しようとする高藤の考えに反論し、一連のやり取りを見ていた高藤の妻・弥江(梅舟惟永)が「男と女が対等とおっしゃるけど、あなたはすぐそばにいる女さえ目に入っていない」と言い放つシーンが描かれた。

高藤と愛のない結婚をし、内面が描かれることのなかった弥江。それだけに、寿恵子の話を微笑みを浮かべながら聞き、毅然とした態度で高藤の傲慢さを指摘するシーンには、「弥江さん、カッコいい」「なにがうれしいって弥江さんが笑顔だったことですよ・・・」「弥栄さん、美しい!」といった意見がSNS上に続々寄せられた。

さらに、弥江や寿恵子、ダンスの講師であるクララ(アナンダ・ジェイコブズ)が活躍した回ということもあり、「今日の女性たち、みんなつよくてよかった」「明治の『新しい女』の萌芽って感じでしたな」「らんまん、出てくる女性陣がほんとみんないい」と、女性陣への称賛の声も寄せられた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。6月19日放送の第56回では、万太郎と寿恵子が互いの気持ちを確かめ合う。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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