キャンドル・ジュンの作品に人々集う、梅田に温かな光が灯る

2023.6.7 21:20

ひときわ盛り上がりを見せていた「キャンドルハーモニー」(西梅田公園)

(写真8枚)

大阪・西梅田エリア一帯をキャンドルで彩る『1000000人のキャンドルナイト@OSAKACITY 2023 Summer 西梅田ナイト』が、6月7日に開催された。毎年家族連れやカップルで賑わうイベントだが、コロナ禍での行動規制が緩和されたこともあり、今年は外国人観光客が楽しむ姿も見られた。

夏至や冬至の夜、電気を消してロウソクのあかりだけで過ごす、アメリカ発のムーブメント『キャンドルナイト』。この取り組みに賛同し2003年から始まった同イベントも、今回で32回目となる。

阪神大阪梅田駅近くの「ヒルトン大阪」(大阪市北区)からはじまり「西梅田公園」まで、約1kmの宿泊施設や商業ビル、沿道にキャンドルやアート作品がずらりと飾られていた。カラフルなグラスキャンドルにメッセージを書き込む「メッセージキャンドル」や、手作りのキャンドルを作れるワークショップなど、来場者が参加できるイベントも。

会場のひとつである「西梅田公園」ではアーティスト・CANDLE JUNEによるインスタレーション「キャンドルハーモニー」が実施され、大小さまざまなキャンドルが立ち並ぶ幻想的な姿に、多くの人々が「すごい!」など歓声を上げていた。また、「近くのカフェにいたんですけど、きれいだったのでなんのイベントかなと気になって」と驚いた様子の男性も。

キャンドルハーモニーの会場に並べられたグラスキャンドル

夜8時から10時までは、会場周辺企業の協力のもと、西梅田一帯が順次照明を消していくライトオフもおこなわれている。『1000000人のキャンドルナイト@OSAKACITY 2023 Summer 西梅田ナイト』は、夜10時まで。

取材・文・写真/つちだ四郎

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