相席で全国ブレイクの予感…真面目が面白い、西川忠志に迫る

2023.6.8 20:35

「祇園花月」の出番合間、インタビューに答える西川忠志(コロラド祇園店にて)

(写真14枚)

■ 西川忠志「『芸人』という肩書きは名乗れません」

バラエティ番組での注目度が上がってきている忠志だが、本職は役者である。

アキが「忠志さんは本もたくさん読んでいらっしゃるから、持っている引き出しが多い。ちゃんと芝居ができるうえに、アドリブが求められるときものびのびとやっていらっしゃる。普通の人だったら『これ、30分もちますか?』という台本であっても、忠志さんとだったら1時間以上やっても時間が足らんくらいいけるんです」と言えば。

浅香も「新喜劇に入ってきた時点で役者経験も豊富だったし、本来なら『ちょっと違うな』とやり方などが受け入れられないこともあるはず。でも忠志さんは『この場合はどうしたらええんでしょうか』とみんなに尋ねていました。イチから人の話を聞いて、そのなかで自分でチョイスしながら役者としての自分を作り上げていかれました」と、芝居との向き合い方を高く評価。

「祇園花月」出演時はよく行くという喫茶店「コロラド祇園店」。お気に入りはサンドイッチとバナナジュースだそう

忠志は「吉本興業には、漫才、落語などいろんな芸をされる方がいらっしゃいます。僕はお芝居をする人も『芸人』だと思っています。ただ、父をはじめ多くの芸人さんを見ていたこともあって、『芸人』という言葉をリスペクトしすぎて自分に使うことはできないんです。ですから、吉本興業に所属はしていますが自分は『役者』『俳優』と述べています。もちろん、その肩書きが下だという意味では決してございません」と、ずっと「芸人」とは名乗れないのだという。

「森繁久彌さん、杉村春子さん、森光子さん、山田五十鈴さん、藤山直美さんなどは根本に喜劇性を持ち合わせていながら、シリアスな作品、コメディの作品、いずれであってもお芝居に重みが感じられます。僕が新喜劇に入れていただいた理由はそういう技術をもっと磨きたかったから。そのためにこれからもお芝居に真摯に取り組みたいですし、バラエティ番組のお話をいただいたときも、一生懸命、感謝の気持ちを忘れずにお役目をつとめたいです」と殊勝に話す忠志。

これからさらに活躍の場が広がったとしても、そのまっすぐな姿勢が変わることはなさそうだ。

西川忠志出演の「吉本新喜劇」は、6月6日〜12日のアキ座長公演、20日〜26日のすっちー座長公演、27日〜7月3日の酒井藍座長公演(すべてなんばグランド花月)。

忠志のロケは『ゴエと忠志のDEEP関西』(eo光テレビ ※ネットでも視聴可能)や『土曜はダメよ!』(読売テレビ・不定期)で見ることができる(『相席食堂』出演回は『Amazon Prime video』にて)。

取材・文/田辺ユウキ 写真/木村華子

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