柚希礼音が再演に挑む「宝塚でトップになってからの私みたい」

2023.5.20 20:15

ミュージカル『ファクトリーガールズ~私が描く物語~』で主演をつとめる柚希礼音(18日・大阪市内)

(写真3枚)

元宝塚歌劇団星組トップの柚希礼音が、今夏上演される2019年初演のミュージカル『ファクトリーガールズ~私が描く物語~』で再び主演。大阪市内で会見をおこない、3年半ぶりとなる上演への期待を語った。

■ 「恋愛がメインではないミュージカルは珍しい」

19世紀のアメリカで、女工たちの労働環境と人権を求めて戦った、実在の女性たちの姿を描いた、日本発のミュージカル。ロック調のキャッチーな楽曲と、現代にも通じる真摯なメッセージが高い支持を集め「読売演劇大賞」の優秀作品賞を受賞している。

柚希は「恋愛がメインではないミュージカルは珍しかったけど、みんなで無我夢中で作っていくうちに、絶対良い作品のはずだと思えてきて。実際に女性だけではなく、男性からも思った以上に良い反応をいただけました」と初演の感触を振りかえり「今お稽古をしていますが、振付も芝居も結構変わって、新しい作品を作ってるようです」と、かなりブラッシュアップしていることを明かした。

■ 「『私がやるしかない』と考えて立ち上がっていく」

演じるサラについては「無邪気で素直な田舎の子が、どんどん『私がやるしかない』と考えて立ち上がっていく。立場がサラを変えていったり、落ち込んでもみんなが助けてくれるのが、宝塚でトップになってからの私みたいだと思いました」と共通点を語り、「実在の人物を演じるのが好きなので『これを言いたかったんじゃないかな』と想像しながら楽しんでいます。彼女の正義感のすごさを、さらに深いところまでやれたら」と抱負を。

ミュージカル『ファクトリーガールズ~私が描く物語~』で主演をつとめる柚希礼音(18日・大阪市内)

また作品のメッセージとして「『世界は変わらない』とつい言ってしまいがちですが、私たち1人ひとりがちょっと変わることで、世界が変わるんだな・・・という気にさせてくれるミュージカルです。観終わったあとに、まだまだ無限大の力が自分にあるんだとか、なにか届くものがあるといいなあと思います」と希望を語った。

柚希のほかにはソニン、実咲凛音、清水くるみ、平野綾などが出演。6月の東京・福岡公演を経て、大阪は6月29日~7月2日に「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」(大阪市中央区)で上演。チケットは1万3000円で、現在発売中。

取材・文/吉永美和子

ミュージカル『ファクトリーガールズ~私が描く物語~』

会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪市中央区大阪城3-6)
期間:6/29(木)~7/2(日)
料金:1万3000円

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