青森県弘前市を代表する祭り「弘前ねぷた」が神戸にやってくるイベント『弘前ねぷたｉｎ神戸２０２３』が６月２日より期間限定で開催される。

農作業を邪魔する眠気を追い払う「眠り流し」から発展し、祭りになったとされる「弘前ねぷたまつり」。武者絵が描かれた勇壮華麗な山車・ねぷた約８０台が城下町を練り歩く、青森県津軽地方の夏を彩る一大まつりだ。

今回のイベントは、国内の航空会社「フジドリームエアラインズ」（代表：楠瀬俊一）が 令和２年に青森～神戸線に就航したことを記念して、２０２２年からスタートしたもの。高さ約８ｍ級の大型弘前ねぷたが回転したり変形したり、信号機などを器用にかわしながら運行するさまを見学できるほか、ねぷた囃子の演奏や、青森県や弘前市の特産品販売もおこなわれる。

また、夜間には大型ねぷたが点灯され、みなと神戸の夜景と弘前ねぷたのここでしか見ることができない圧巻のコラボレーションも楽しめるとか。

弘前市・国際広域観光課の加藤さんは、「昨年は、約２万１０００人の方にご来場いただき、それをきっかけに８月に開催される『弘前ねぷたまつり』に実際に来てくださった方もおられました。今年も、津軽の夏の熱気を感じられるとイベントになっておりますので、ぜひお越しください」と期待を込める。

期間は６月２日〜４日。場所は「神戸ハーバーランドｕｍｉｅモザイク前」（神戸市中央区）にて。