朝ドラ・幼なじみの寛太、個性の強さが話題に「憎めんキャラ」

左から、万太郎が学問所で出会う謎の男(寺脇康文)、お目付役の竹雄(南出凌嘉)、万太郎(小林優仁)、祖母・タキ(松坂慶子)(C)NHK
のちに植物学者として名を残す主人公が、激動の明治を駆け抜けていく姿を描いた連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。4月10日放送の第6回では、時代が明治に移り変わり、万太郎が由緒ある学問所に通いはじめるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。
母・ヒサ(広末涼子)を亡くしてから3年後、9歳になり、学問所「名教館」への入学を許される万太郎(小林優仁)。本来なら武家の子しか通えない学問所のため、祖母・タキ(松坂慶子)から発破をかけられるものの、草花に夢中な万太郎は気が進まない様子だ。
嫌がりながらも「名教館」に足を踏み入れた万太郎だが、武家の子どもたちばかりの教室に慣れず、授業にもついていけない。さらに、医者の子息で幼なじみである寛太(齋藤潤)の発言により武家の子・佑一郎(岩田琉生)たちから反感を持たれた万太郎は、「稽古」と称した剣術の試合を挑まれるのだった。
今回の放送では、万太郎と同じく町人の子という立場でありながら「名教館」に通う寛太が、授業を受ける際は下座に座らされ、昼食の時間は縁側に追いやられるという待遇の悪さに不満を漏らすシーンが描かれた。
寛太が「招いちょいてはじくとは、見下げた了見じゃ」「これやったら町の寺子屋の方がよっぽどえいが」と不満を口にし、佑一郎たちに絡まれると「往診についていくがじゃった」とその場を切り抜ける姿が話題に。
SNSでは「寛ちゃん、いいキャラだわー(笑)」「サッとうまいこと言って逃げる要領の良さ、しかし憎めんwww」「言い放題言って逃げ足速い」など評判な様子で、ツイッターでは「寛ちゃん」がトレンド入りしていた。
放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。4月11日放送の第7回では、佑一郎たちからいじめられた万太郎は授業を放り出そうとするが、謎の男から声をかけられる。
文/つちだ四郎
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