堀ちえみ、大阪・堺凱旋ライブで感無量「病気を経て今がある」

2023.4.8 06:45

『Chiemi Hori 40th+1 Anniversary Live ~ちえみちゃん祭り 2023』囲み取材での堀ちえみ(4月7日・堺市)

(写真5枚)

デビュー40周年を迎えたタレント・堀ちえみが4月7日、「フェニーチェ SACAY」(堺市堺区)にてライブ『Chiemi Hori 40th+1Anniversary Live~ちえみちゃん祭り 2023~』を開催。本番前に囲み取材がおこなわれ、堀が故郷・堺凱旋について語った。

2019年に舌がんを患い、一時は芸能活動を休止していた堀。手術後は発声もままならなかったが、記念ライブで歌うためにリハビリとボイストレーニングを重ね、今年の2月、無事に東京公演を成功させた。

大阪・堺で生まれ育ち、初舞台も「フェニーチェ SACAY」の前身である「堺市民会館」でおこなわれた幼稚園のお遊戯会だったという堀にとって、凱旋ライブとなる同公演。大阪でライブをおこなうのは約14年ぶり、堺への凱旋ライブは1980年代以来だといい、「堺の空気ってこんな感じだったなって。車から降りたときにぐっとくるものがありました」と、懐かしそうに語った。

復帰後初のライブについて、堀は「病気を経て今があります。ここまで来るのは長かったし、こういう日が来るなんて夢にも思っていませんでした。みなさまのお力添えのおかげでステージに上がらせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と感無量な様子。

また、苦しい状況にあっても前向きな姿勢を忘れない秘訣について聞かれた堀は、「どん底まで落ちたら這い上がるしかないので。後ろばかり見て『あのとき、ああすればよかった』と思っていたら生きていけないし・・・。起きてしまった現実を受け止めて、夢に向かって進んでいくしかないと思ってます」と力強く話していた。

取材・文・写真/つちだ四郎

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