関西人の高い支持率はホンマ? 疑惑の「ぼんち揚」を直撃

思わず二度見!? 「ぼんち揚」の限定パッケージ。チャック付きがありがたい!
甘じょっぱくカリッとした食感がクセになるおせんべい「ぼんち揚」。発売から60年以上経った今も多くの人々に愛され続けている。関西ではコンビニやスーパーで必ず見かける定番スナックだが、この春、ぼんち揚に大きな変化が。
見慣れたオレンジのパッケージに大きくプリントされているのは「97%の関西人が、ぼんち揚を食べたことがない人は、人生半分損してるで、と回答」という文字。あまりに大胆かつ自信たっぷりな文言だが、97%ってほんまに・・・?
ほかにも、「空腹時、目の前にぼんち揚があった場合、91%がめっちゃ食べたい!と回答」といった調査結果も。疑いつつ調べてみると、この数字は2022年に「関西在住でぼんち揚好きの20代~50代男女500人」をターゲットにおこなったアンケート結果をもとにしているんだとか。
特設サイトには、「本調査によって、ぼんち揚が関西人にとってのソウルスナックということがわかりました!」と書かれているが、いや、やらせやん!!!!・・・ということで、老舗米菓メーカー「ぼんち」(本社:大阪市淀川区)を直撃した。

■ 「関西の温度感を伝えたくて・・・」
──パッケージのもとになったアンケートですが、回答者を関西在住の方にしぼったのはなぜでしょう? そりゃこんな結果になりますよね?
現在、ぼんち揚の販売数量や販売エリアは関西の比重が高いです。もっと全国の方々にぼんち揚を知ってもらいたい、おいしさを実感してもらいたい。そんな願いを常々抱いていました。そこで、ぼんち揚のおいしさや良さを1番理解していただいている関西の方々にアンケートをとり、数値的にアピールしようとしたのがきっかけです。
──東西でやはり知名度の差があるんですね。関西は「ぼんち揚げ」、関東は「歌舞伎揚げ」と地域で分かれているイメージがあるのですが。
おっしゃるとおり、関西・関東での知名度の差があります。エリア人口比率の高い関東でも、もっと認知度を上げてぼんち揚が販売されるように努力しないといけない状況です。

──アンケート内容を見ると、質問文が「ぼんち揚を食べたことのない関西人なんて、存在すると思うか」、選択肢が「一人もおらんやろ」だったりとかなり関西色が強いですよね。
アンケートを取るにあたって、普通に「好き・嫌い」や「おいしい・まずい」といった杓子定規的な質問をしてもおもしろくないな、と。それより、もっとぼんち揚に対する愛情を、ユーモアを交えて楽しく伝えられるアンケートを集計できないかと模索した結果です。
ぼんち揚好きな方にとっては「当たり前やん!」といったツッコミとともに回答していただける内容をできるだけ考えました。
──つまり、ツッコミ待ちということですね?
ぼんち揚を「関西のソウルスナック」と謳うからには、関西らしさや関西の雰囲気、ノリを伝えたいなと・・・。できるだけ、関西の温度感を届けられるよう意識しました。どんどんツッコんでいただきたいです。
──ということは、今後もこういった関西色が強い企画を続けていくのでしょうか?
今回のリアクションを見ながら検討していきたいと考えております。サクッと軽い口当たり・ほんのり甘い薄口醤油味のぼんち揚は、おやつにもお酒のおつまみにもなります。関西のみなさまにもっとぼんち揚を食べていただきたい! 食べたことのないみなさまには、これを機に一度食べていただきたい! そしてあわよくば愛していただきたい・・・そんな風に思っております。ぼんち揚をどうぞよろしくお願いいたします!

◇
取材した結果、やらせではなく関西人のぼんち揚愛を確かめる、きちんとした調査であることがわかった。アンケートがのった全6種のパッケージは、在庫が無くなり次第終了するそうなので、ぜひ見つけてみて。また、対象商品を購入すれば同社のキャラクター・ぼんちネコのグッズが当たるキャンペーンも開催中(6月30日まで)。
取材・文/つちだ四郎
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