舞いあがれ!第25週振りかえり・未来を信じて

2023.3.24 08:15

舞(福原遥)たちに機体の説明をする刈谷(高杉真宙)(C)NHK

(写真5枚)

空を飛ぶことに魅入られたヒロインが、飛行機への情熱を燃やす仲間たちと夢を叶えていく姿を描く連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。3月25日は、「未来を信じて」と題する第25週(3月20日〜24日放送)を振りかえる。

ヒロイン・舞(福原遥)は、大学時代に所属していた人力飛行機サークル「なにわバードマン」の先輩・刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)と再会する。刈谷たちはドローン開発の会社「ABIKILU(アビキル)」を起業しており、その作業場を訪れた舞は、彼らが開発する電動垂直離着機「空飛ぶクルマ」と対面する。来年には有人飛行に辿り着いてみせると意気込む刈谷は、誰でも自由に空を行き来できる未来をつくりたいと夢見ていた。

大学時代と変わらない刈谷たちの熱い情熱に触れ、舞は人力飛行機に打ち込んだ大学時代を懐かしむ。ある日、舞が仕事終わりに「アビキル」の作業場を訪れると、刈谷と玉本が激しく口論する場面に遭遇する。玉本いわく、プロジェクトの進行の遅れから資金面に支障が出ており、開発全体が滞る悪循環に陥っているのだという。

一方、現代歌人として活躍する舞の夫・貴司(赤楚衛二)は、舞の祖母・祥子(高畑淳子)を自身が営む古本屋「デラシネ」に連れていく。そこへ、担当編集者のリュー北條(川島潤哉)がエッセイの打ち合わせへと訪れる。そろそろ3冊目の歌集をまとめたい北條から、歌を詠めているかと調子を問われた貴司は複雑な表情を浮かべる。歌集に向けて作業を進めている貴司だが、近頃は短歌が詠めずに苦しんでいたのだった。

祥子(高畑淳子)と話をする貴司(赤楚衛二)(C)NHK

その頃、舞が経営する会社「こんねくと」では、笠巻(古舘寛治)が講師を務める子どもへの技術教室が定期的に行われていた。技術教室の片付けを終えたあと、舞は「空飛ぶクルマ」の開発に「こんねくと」も何か協力できないかと御園(山口紗弥加)に相談する。空飛ぶクルマが実用化されれば東大阪にも大きなチャンスだと説得する舞に、笠巻は「技術教室と同じで未来への投資だな」と相づちを打つ。舞の説得を受け、御園はひとまず開発の現場を見学することとなる。

御園や貴司との話し合いを経た舞は、刈谷たちに資金調達や宣伝をメインに「アビキル」をサポートする業務提携を申し出る。正式に「こんねくと」と「アビキル」との業務提携が締結し、舞は資金調達について相談するため兄・悠人(横山裕)に相談する。舞の情熱にほだされた悠人は、刈谷たちの事業に興味を示しそうな投資家を紹介すると約束する。

兄・悠人(横山裕)に相談をする舞(福原遥)(C)NHK

悠人から紹介してもらった投資家たちへのプレゼンに向けて、刈谷と玉本は急ピッチで開発を進めていく。そんなふたりのもとへ、舞は同じく「なにわバードマン」の仲間だった渥美(松尾鯉太郎)を連れて訪れる。渥美は毎週末に手伝いに来てくれることになり、刈谷たちはテストフライトを成功させるためのラストスパートにかかる。

いよいよ「空飛ぶクルマ」のテストフライト当日を迎えた刈谷たちは、投資家たちへのプレゼンとアピールをおこなう。テストフライトは無事成功し、投資家の林と佐藤から「出資したい」と連絡が来る。舞たちのプロジェクトが軌道に乗り始め、舞の親友・久留美(山下美月)も長崎で「フライトナース」を目指す夢に向かって着実に進むなか、貴司は3冊目の歌集に収録する短歌を生み出すことができずに苦しんでおり・・・。

放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。土曜日はその週の振りかえり。最終回は3月31日、4月1日は最終週の振りかえりが放送される。

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