星野リゾートによるOMO関西空港、充実した空港ホテル目指す

2023.3.18 20:15

「OMO関西空港 by 星野リゾート」シャトルバスを待ちながらゆっくり過ごすことができる1階の「OMOベース」

(写真12枚)

「星野リゾート」(代表:星野佳路)が運営するホテル「OMO関西空港 (おも)by 星野リゾート」(大阪府泉佐野市)が、3月20日にオープン。3月16日にメディア向け内覧会がおこなわれ、施設内が披露された。

■ 従来の期待値を超えるエアポートホテルに

「テンションあがる『街ナカ』ホテル」をテーマに、ホテル周辺のディープな情報や地域の魅力を発信するお茶目な仕掛けが満載の「OMO」。2018年の第1号誕生以来、この5年間で15施設を開業してきた現在急成長中のホテルブランドだ。

今春オープンの「OMO関西空港 by 星野リゾート」は、「関西国際空港」(大阪府泉佐野市)の隣駅・りんくうタウン駅から徒歩約1分のロケーションに、「星野リゾート」初となるエアポートホテルとして開業する。

同ブランドの調査によると、空港近辺のホテルを選択する基準は「価格・アクセス・清潔さ」。大半が「寝るためだけの場所」と捉えており、エアポートホテルへの期待値が低いということが判明。しかし滞在時間に着目すると、意外にもホテルで過ごす時間が長い傾向にあるという。総支配人の中里剛さんは、「従来のエアポートホテルへの期待値を超え、お客さまの旅の最初から最後まで充実した時間を提供します」と意気込む。

■ 滞在を充実させる仕掛け

壺湯が2つと円形の浴槽が設置された半露天風呂

同ホテルでは「空チカ、ファンタイム」をテーマに、滞在期間を充実させる仕掛けを搭載。旅気分を奮い起こすラウンジ、旅の疲れを癒やす大浴場、オーシャンビューを望む開放感たっぷりのダイニング、街の通な楽しみ方を紹介するサービスなどで、宿泊を盛り上げるという。

館内に入るとまず、飛行機のエンジンに着想を得た照明や、オリジナルの飛行機模型が飾られた空港を思わせる「OMOベース(ロビーラウンジ 2階)」が宿泊客を出迎え、旅行の高揚感を高める。

そして大浴場(無料)にはなんと、半露天風呂&サウナ付き。半露天風呂は、壺湯が2つと大きな円形の浴槽が設置された贅沢な作りとなっている。内湯は電気風呂、炭酸風呂、ドライサウナや水風呂など盛りだくさん。待ち構える旅に備えて心身を整えたり、長時間の移動で疲れた身体を癒やしたり、旅行者にはありがたい空間となっている。

関空を見渡すことができる開放感抜群のダイニングと一部の客室からは、見事なオーシャンビューに加えて、飛行機が離着陸する様子を眺めることができる。所々に空港らしさが光るインテリアも相まって、国内外からの旅行者だけでなく飛行機&空港マニアも楽しめそうだ。

客室は全700室8タイプ。1室1泊1万6000円〜(税サ込)。宿泊予約は公式サイトにて受付中。

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