桜と文化が融合したデジタルアートイベント、京都・二条城で開幕

2023.3.17 14:00

重要文化財・唐門のプロジェクトマッピング

(写真4枚)

世界遺産「二条城」(京都市中京区)で3月17日より、デジタルアートイベント『NAKED FLOWERS 2023 桜 世界遺産・二条城』が開催される。16日にプレス向けの内覧会がおこなわれ、その全貌が公開された。

同イベントは、クリエイティブカンパニー「ネイキッド」による体験型のアート展。城内のいたるところをライトアップしたり、建物にプロジェクションマッピングを投影して、文化財と最新技術の融合を演出する。6回目を迎えた今回は、「桜×日本の伝統文化」をテーマに9つのアート作品が展示されている。

見どころは、重要文化財・唐門のプロジェクションマッピング。唐門に描かれた二羽の鶴が飛び立っていく様子は圧巻で、唐門の前に敷き詰めた玉砂利も活用した豪快なアート作品となっている。

このほか、桜のライトアップもおすすめ。「二条城」は約50種類・約300本もの桜が咲く、京都でも有数の桜スポットのひとつでもあり、赤やピンクなど色とりどりにライトアップされた桜は幻想的だ。ゆるやかな音楽が流れる城内を散策しながらアート鑑賞ができ、毎年多くの観光客が訪れているという。

プレス内覧会のセレモニーに登壇したネイキッドの村松亮太郎代表は、「コロナが沈静化し、文化庁が京都に移転するというタイミングで桜の季節にイベントを開催できてうれしい。そういった面でも今回はリスタートと感じている。桜と日本の伝統文化をフューチャーしたイベントで、日本文化を見直せるきっかけにして欲しい」と呼びかけていた。

時間は夕方6時〜夜10時(最終入場・夜9時)。チケットは中学生以上1600円、小学生1000円。金土日祝は中学生以上2000円、小学生1400円。

NAKED FLOWERS 2023 桜 世界遺産・二条城

会場:二条城
期間:2023年3月17日〜4月15日
時間:18時〜22時(最終入場21時)

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