シュール!? あべのハルカス内に「いちご狩り」スペース現る

2023.3.15 07:30

会場内には約150株のいちごが

(写真5枚)

百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)内で、いちご狩りを体感できる『いちごの庭プロジェクト』が、3月15日よりスタートする。

2021年の初開催時から「都心で気軽に楽しめるいちご狩り」として注目され、延べ6000人が参加した人気プロジェクトが今年も。初回は屋上での開催だったが、天候により中止を余儀なくされた日があったそうで、今回は初の百貨店内での開催となる。

100年農業を営み、2007年よりいちご栽培を開始した「おさぜん農園」(京都府八幡市)から、約150株、1500粒のいちごが会場に。やわらかく甘味が強い「章姫」をメインに、酸味が強くスイーツによく使用される「紅ほっぺ」、香り高い「おいCベリー」、みずみずしい「恋みのり」の4種が揃う(日によって並ぶいちごは異なる)。

いちご狩りは、希望のサイズのパック(3サイズ、5粒程度・600円〜)を購入し、食べ頃のいちごを摘んで持ち帰りできるというシステム。時間20分のなかで、会場内で好みのいちごを吟味しながら摘むのが楽しい。

ファッションフロアに突如現れるいちご狩りエリア…

おさぜん農園の松崎健太さんは、「昨年は家族連れやカップルの方が多く来場されていました。なかなか身近でこういった体験ができるところはないと思うので、楽しんでいただけたら」とコメント。

そのほか、同農園で採れたいちごを使った「いちごジャム」「いちごバター」といった加工品も同エリア内で販売。なかには「いちごのお塩」など、珍しい調味料などもスタンバイ。

『いちごの庭プロジェクト』は3月15日から4月9日まで。昼11時〜夕方5時までの開催(専用サイトより完全予約制、600円〜)。場所は「あべのハルカス近鉄本店」タワー館7階「森の広場」にて。周りはメンズの紳士服売り場なので、現地に訪れるとそのシュールさに少し戸惑ってしまうかもしれない。

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