「永遠の妖精」と称された女優オードリー・ヘップバーンの名作を写真とともに振りかえる写真展が４月１日より、「美術館『えき』ＫＹＯＴＯ」（京都市下京区）にて開催される。

『ローマの休日』（１９５３年）で王女役に抜擢されたことを機に、世界的スター女優となったオードリー。その後も『麗しのサブリナ』（１９５４年）、『ティファニーで朝食を』（１９６１年）、『マイフェア・レディ』（１９６４年）といった名作に数多く出演し、その地位を確固たるものとした。

また、ファッションアイコンとしての影響力も大きく、短い前髪とサイドをカールした「ヘップバーンカット」は１９５０年代に日本でも大流行。さらには、米『ヴァニティ・フェア』誌の発表する「インターナショナル・ベスト・ドレッサー」では殿堂入りし、今日においても彼女のファッションは多くの人に影響を与えている。

本展では、「映画」をテーマに、本番やリハーサル中の愛らしいオードリーの姿を撮影した約１２０点の写真が一堂に集結。なかには、著名な写真家による作品も含まれており、ここでしかみられない彼女の姿も。また、展覧会オリジナルグッズも多数登場予定だ。

『オードリー・ヘップバーン写真展 ＡＵＤＲＥＹ Ｃｉｎｅｍａ』は５月１４日まで。「ＪＲ京都伊勢丹」７階の「美術館『えき』ＫＹＯＴＯ」にて。入館料は一般９００円ほか。