新生「京都ポルタ」スタート、地元民や観光客で賑わう

2023.3.1 17:30

ポルタダイニングへとつながる京都タワー側の入り口には多くの利用者の姿が見られた(3月1日・朝11時ごろ)

(写真2枚)

京都駅直結のショッピングセンター「京都駅前地下街ポルタ」と「京都駅ビル専門店街ザ・キューブ」の両施設(運営:JR西日本京都SC開発)が3月1日に統合。新生「京都ポルタ」に名称を改め、新たなスタートを切った。

施設統合に伴い、京都ポルタ各所に「案内サイネージ」を7台新設。なかにはタッチパネル式のものもあり、施設利用客の利便性向上を目指すという。また、京都初上陸のコスメブランド「オゥパラディ」やファッションブランド「エルーラ」など移転改装も含めた8ショップが順次オープンする。

統合初日となったこの日はオープンの朝11時から徐々に利用客が増え、正午を迎えるころには盛況に。地元の飲食店などが充実する「ポルタダイニング」では待機列ができる店舗もあった。

さらに「西・東エリア」と「南エリア」を連絡する通路付近で、「本家西尾八ッ橋」の商品の無料配布を実施。統合を記念した初日限定のふるまいに、老若男女の利用客がうれしそうに足を止めていた。

JR西日本京都SC開発・経営企画部の桂さんによると、「ポルタ」と「ザ・キューブ」の1日の平均利用者は計約20万人だったという。さらなる利用者増に向けて施設各所の連携を強めているといい、「観光客だけではなく地元民にも利用してもらえるよう飲食店エリアを充実させています。地元の方だけでなく近隣で働く人にも利用して欲しい」とコメントした。

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