朝ドラのモデルを生んだ高知・越知町、大阪から行く春の旅[PR]

2023.3.3 07:00

連続テレビ小説『らんまん』のモデル・牧野富太郎の聖地を巡る「高知・越知町旅」

(写真7枚)

これまで漫画家・水木しげる夫妻や日清食品の安藤百福夫妻、喜劇女優・浪花千栄子などさまざまなモデルを題材にしてきたNHKの連続テレビ小説だが、今年4月よりスタートする『らんまん』(NHK)で主人公のモデルとなったのが、世界に誇る植物分類学者の第一人者・牧野富太郎博士だ。

その名前にピンと来ない人が多いかもしれないが、牧野博士は新種など1500種以上の植物を命名、残した蔵書は4万5000冊を超え、「日本の植物分類学の父」と呼ばれている。植物一筋の人生を送った牧野博士だが、その始まりは故郷である高知県で、なかでも若き日の牧野博士は越知町(おちちょう)にある「横倉山」に魅せられ、足繁く通ったという。

■ 牧野博士が夢中になった、高知・越知町って?

そんな博士の研究フィールドとなっていた「横倉山」のある越知町。神秘的な美しさで注目を集める「奇跡の清流」仁淀川ではカヌー体験ができたり、川沿いではキャンプができたりと、豊かな自然を体感できるスポットがたくさんあり、2018年には「アウトドアなまちにするぜよ!宣言」を掲げている。

今回、自然あふれる越知町の魅力を体感できるスポットをピックアップ。牧野博士が夢中になった美しい大自然の高知・越知町へ!


博士が愛した植物を学ぶ「横倉山自然の森博物館」

世界的建築家・安藤忠雄氏が設計した「横倉山自然の森博物館」

世界的建築家・安藤忠雄氏が設計した「横倉山自然の森博物館」は、日本最古の化石や植物の宝庫である横倉山をテーマにした博物館。白亜紀の恐竜・トリケラトプスの頭骨の実物化石や4億年前のサンゴの化石、昆虫標本など、貴重な展示がずらり。

「牧野富太郎と横倉山」のコーナーでは、博士が愛した珍しい植物をはじめ、詳しい植物スケッチや「コオロギラン」「ヨコグラツクバネ」など植物模型の数々を見ることができる。新たに設置する「博士の等身大フィギュア」や横倉山に登った気分になれる「VR」で、博士を虜にした山のパワーを感じたい(3月25日より公開予定)。

●住所:越知町越知丙737−12 ●開館時間:朝9時〜夕方5時(入場は夕方4時半まで) ●休館日:月曜(祝日の場合は翌日・12月29日から1月3日までは休館)


神秘の山に触れる『横倉山トレッキングツアー』

博士の研究フィールドとなっていた「横倉山」

4億年以上前の「コノドント」と呼ばれる日本最古の化石が発見された山。牧野博士の研究の場でもあり、1300種類もの植物が自生する、まさに「植物の宝庫」! ツアーでは幻想的で神秘・ロマンに包まれた山をトレッキングガイドとともに散策でき、VRでは感じられない山の魅力を体感できる。

3月25日には特別プラン『横倉山トレッキングツアー ~牧野博士が見つけた春を探しに~』を開催。カブト嶽に向けて登山を開始し、お昼は景色の良い場所で参加者と一緒にランチ。下山後は博物館で学びを深めることができる。さらにツアー終了後は『ぼんぼり桜まつり』が楽しめ、充実の1日になること間違いなし!(※こちらは特別プランのため料金は5000円)

●通常ツアー料金:1人3時間コース3000円、5時間コース4000円(小学生未満は大人料金の半額/保護者同伴に限る)※基本コース:杉原神社・安徳水・横倉宮・馬鹿試し・安徳天皇陵墓参考地・畝傍山等


和紙で作った草花アイテムをお土産に「WASHI ORIORI」

手漉き和紙を使ったアクセサリーや、牧野博士が発見・命名した植物を描いた和紙ハガキ

商店街にて築100年の元薬屋を再利用した、和紙アイテムを制作・販売する雑貨店。手漉き和紙を使った猫のランプやアクセサリーなど、かわいい小物がいっぱい。なかでも注目はコオロギラン、バイカオウレン、ヨコグラツクバネなど牧野博士ゆかりの植物を描いた和紙ハガキ。お土産、旅の記念にぜひ。

お店ではワークショップもおこなわれ、「土佐和紙の花びらアクセサリー」や「光に透ける和紙アート」で自分だけのオリジナル作品を作ることができる(要事前予約)。

●住所:越知町越知甲2060 ●営業:土日の昼1時〜夕方5時 ●アクセス:「横倉山自然の森博物館」から車で約10分


越知町・春のおすすめイベント&スポット

お花見気分『宮の前公園ぼんぼり桜まつり』

ぼんぼりでライトアップされた桜がきれい

春には美しい桜が約200本咲き誇る、桜の名所「宮の前公園」。桜をぼんぼりの灯りで照らすイベント『ぼんぼり桜まつり』が、3月25日の昼12時から夜8時まで開催される。

生ビールや焼きそば、ジャークチキンなどが並ぶ屋台のほか、ステージイベント(スペシャルゲストも登場予定!)もおこなわれ、お花見を満喫できそう。ぼんぼりの点灯期間は3月25日~4月9日。

●住所:越知町越知丙734−1 ●アクセス:「横倉山自然の森博物館」から車で約5分

仁淀川を前にゆっくり「黒瀬ログハウス」

桜と仁淀川を眺めることができる「黒瀬ログハウス」

高知県産材を利用した4棟のログハウスは「森」「雲」「風」「陽」と異なったコンセプトがあり、それぞれ違った雰囲気を楽しむことができる。

四国三大河川のひとつでもあり「仁淀ブルー」と呼ばれる透明度の高い仁淀川が目の前を流れており、春は桜とともに眺めながら、広いデッキでコーヒーを飲むのも至福の時間。

また、1年中きれいな星空が見られるという越知町。夜は満天の星空を眺めながら、都会ではなかなか体感できないゆったりとした時間の流れを味わいたい。

●住所:越知町黒瀬1670ー3 ●料金:1棟8000円(4名まで) ●アクセス:「横倉山自然の森博物館」から車で約15分

大阪から高知・越知町へのアクセス

提供/越知町

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