三浦貴大、法廷シーンに自信「完コピしたので注目してほしい」

2023.2.28 20:45

映画『Winny』の舞台挨拶に登壇した俳優・三浦貴大(2月28日・大阪市内)

(写真4枚)

東出昌大と三浦貴大がダブル主演をつとめた映画『Winny』の舞台挨拶が2月28日、「大阪弁護士会館」(大阪市北区)でおこなわれた。舞台挨拶の司会は、本作のモデルにもなった現役弁護士の壇俊光氏がつとめた。

同作は、ファイル共有ソフト「Winny」の開発者で、著作権違反幇助の疑いで逮捕・起訴された金子勇氏の壮絶な半生と彼の無罪を主張した弁護士団の葛藤を描いている。天才プログラマーの金子氏役を東出、弁護士・壇俊光氏役を三浦がそれぞれ演じた。

モデルとなった弁護士の壇氏とは直接コミュニケーションを取って役作りに挑んだという三浦。映画の見どころを聞かれた三浦は、「法廷のシーンを完全コピーしたのでそこに注目して欲しい」と満足げ。

壇氏による模擬裁判を見てから法廷シーンに臨んだといい、「実際の裁判記録に則った模擬裁判の映像を何度も見返した。右手に書類を持ったり、左手をついてしゃべったり。壇さんからは目線の動きを大事にすることを教わった」と裏話を披露。撮影には壇氏が当時つけていた眼鏡を借りたことも明かし、笑いを誘っていた。

最後に三浦は「壇さんとお話をするなかで、いまだに金子さんへのいろいろな想いを持ち続けていることが分かる。その想いをしっかり表現できれば良いなと思って演じた。大切に演じ、作り上げた映画なので、ぜひ楽しんで欲しい」と想いを語った。同映画は、3月10日より全国で公開される。

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