ヒロインが東大阪と五島を舞台に飛躍していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。２月２４日放送の第１０１回では、「オープンファクトリー」の準備が進む一方、ベテラン従業員・笠巻がついに退職するシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

舞（福原遥）が「オープンファクトリー」で使用する模型飛行機の試作を披露し、興味を抱くほかの工場の社長たち。そんななか、工場「ＩＷＡＫＵＲＡ」を長年支えた笠巻（古舘寛治）が退職。舞は、無口な笠巻が孫・正行（髙田幸季）や娘・佐知子（吉田真由）とぎくしゃくした関係であることを知り、２人を「オープンファクトリー」に誘うことを提案する。

開催当日、子どもたちへの指導を担当する笠巻は、模型飛行機作りを通し正行たちと和やかなひとときを過ごす。「オープンファクトリー」は無事成功をおさめ、舞たちはよりパワーアップした第２回を開くことを誓いあうのだった。

今回の放送では、舞の祖父が社長をつとめていた頃から工場で働き、ＩＷＡＫＵＲＡの危機をともに乗り越えてきた笠巻がついに退職。ＳＮＳでは「笠巻さんついに引退か･･･泣」「あ～寂しい･･･って、リアルに何回も口から出たわ･･･」「これだけ惜しまれて退職する笠巻さんの腕と人柄よ」など、笠巻の引退を惜しむ声が上がり、ツイッターのトレンドには「笠巻さん」が浮上していた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。２月２５日放送の第１０２回では、経営が苦しくオープンファクトリーに参加できない工場があることを知り、舞は何かできないか考え始める。土曜日はその週の振りかえり。

文／つちだ四郎